モデル撮影の3つのメリット!写真を美しく仕上げるポイントも紹介

モデル撮影の3つのメリット!写真を美しく仕上げるポイントも紹介

モデル撮影をすることで、商品やサービスの世界観をよりわかりやすく伝えることができます。その他にもどのようなメリットがあるのか解説するので、ぜひご覧ください。また、モデル撮影をする際のポイントや、パーツモデルと顔出しモデルのメリット・デメリットも紹介します。

モデル撮影の3つのメリット

モデル撮影の3つのメリット
商品やサービスを紹介する写真に、モデルを登場させることがあります。例えば、ジャケットを紹介する写真であれば、ジャケットを床や台に平置きして、あるいはトルソーに着せて撮影することもできますが、モデルに着てもらい撮影することもできるでしょう。

モデル撮影をすることで、次の3つのメリットが得られます。

  1. 商品・サービスの世界観を伝えられる
  2. 使用感を正確に伝えられる
  3. オリジナリティを演出できる

それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。

1.商品・サービスの世界観を伝えられる

商品やサービス単体では、それがどのような世界観を持ち、誰をターゲットとしているのか正確に伝えることができません。しかし、モデルも含めてトータルコーディネートすることで、世界観やターゲット層をより正確に伝えることができます。
例えば、白いブラウス1枚では、どんな方に向けた商品なのか想像することが難しいでしょう。スカートやカーディガン、靴などの他のアイテムや、メイクやヘアメイク、小物なども組み合わせてモデルに着させることで、そのブラウスの持つ世界観がより明らかになります。

2.使用感を正確に伝えられる

身につけるアイテムであれば、気になるのが使用感です。例えば、ショルダーバッグを台の上に平置きするだけでは、実際に肩からかけたときにどのような長さになるのかイメージできません。
モデルにショルダーバッグを身につけてもらって撮影すれば、着用したときの状態を理解しやすくなります。また片方の肩だけでかける写真と斜めがけする写真の2枚を撮影すれば、よりイメージがわきやすくなるでしょう。

身につけるアイテムでなくても、モデルがいることで使用感がわかりやすくなるものもあります。例えば、キャンプ用のテントの場合、高さや奥行きなどの数値情報を掲載しても、実際の使用感はイメージしにくいものです。テントの横にモデルに立ってもらうことで、高さや奥行きなども理解しやすくなるでしょう。

3.オリジナリティを演出できる

自社で扱っている商品を他社でも扱っている場合、シンプルに商品の写真だけを撮影しても、他社との差別化を図ることはできません。モデルを使うことで他社との違いを演出し、よりオリジナリティがありインパクトを与える写真に仕上げることができます。

顔出しモデルを選ぶケース

顔出しモデルを選ぶケース
モデル撮影には、顔出しモデルとパーツモデル(ハンドモデル、レッグモデル)の2つの選択肢があります。それぞれメリットとデメリットを紹介するので、使い分けの際に参考にしてください。

メリット

顔出しモデルを使って撮影すると、手首や顎などの不自然な部分で画像を切り取る必要がなくなるため、画像のクオリティが高く見えます。また、より手間のかかった印象になるため、高級感を演出することもできるでしょう
バラエティに富んだ写真に仕上がることも、顔出しモデルを選択するメリットです。ハンドモデルやレッグモデルなどのパーツモデルを利用する場合、写真はアップに限られてしまいますが、顔出しモデルであればアップだけでなく引いた構図で全体的に撮影することもできます。

デメリット

顔出しモデルを使用する場合、モデルの印象にイメージが固定されてしまうデメリットがあります。例えばアパレルであれば、誰もが似合うということをアピールするためにより幅広い着こなしを提案しても、モデルが同じであれば同じような印象に仕上がるかもしれません。
多くのモデルを使うことで、一つのイメージに固定しないように工夫することもできるでしょう。しかし、通常、顔出しモデルはパーツモデルよりも報酬が高くなるため、モデルの人数を増やせばさらにコストが高くなってしまいます。

パーツモデル(ハンドモデル、レッグモデル)を選ぶケース

パーツモデル(ハンドモデル、レッグモデル)を選ぶケース
ハンドモデルやレッグモデルなどのパーツモデルを使うこともできます。たとえば、食品や文房具などであれば、ハンドモデルでも使用している様子は十分に伝えることが可能です。また、靴や靴下などの足元だけの写真でも問題ないアイテムであれば、レッグモデルを選択できるでしょう。
パーツモデルを選んだ場合のメリットとデメリットを紹介します。

メリット

パーツモデルは顔出しモデルよりも報酬額が低めに設定されている傾向にあります。そのため、コストを抑えて、写真撮影することが可能です。また、顔出しモデルとは異なり、特定のイメージに固定されにくいため、より幅広いユーザーをターゲットとすることができます。
プロ以外でも引き受けやすい点もパーツモデルのメリットです。社員や知人などの一般人にモデルを依頼する場合、顔出しを条件とすると断られる可能性が高くなります。しかしパーツモデルであればハードルが低く、協力してもらいやすくなるでしょう。

デメリット

顔出しをNGとする場合、引いた構図で撮影することができないため、全体像が分かりにくいというデメリットがあります。また、顔を出さないように手首や顎で写真を切り取るので、写真全体のクオリティが低く見えることもあるでしょう。
似たような構図ばかりになる点も、パーツモデルのデメリットです。手元や足元のアップ画像が多くなるため、ECサイトやカタログ全体が単調な印象に仕上がることもあります。

モデル撮影をするときのポイント

モデル撮影をするときのポイント
よりクオリティの高い写真に仕上げるためにも、モデル撮影をするときは以下の6つのポイントにこだわりましょう。

  • 光の当て方にこだわる
  • 構図を決めてから撮影する
  • アングルで雰囲気を変える
  • 背景を意識する
  • ホワイトバランスを調整する
  • 最初の1枚にこだわる

それぞれのポイントについて、詳しく解説します。

光の当て方にこだわる

光の当て方にこだわるだけで、写真の印象が大きく左右されます。例えば正面から光を当てると、全体的に白っぽくなるため、フレッシュで無垢な世界観を演出できるでしょう。左あるいは右方向から真っすぐに当てると、光と影のコントラストが明瞭になり、高級感のある印象になります。
イメージよりも商品そのものを明瞭に見せることを優先する場合は、斜め後ろから光を当てましょう。このように光の当て方一つで写真のイメージやユーザーに伝えられることは大きく変わるため、こだわって撮影しましょう。

構図を決めてから撮影する

画面の真ん中にモデルを配置する構図も良いのですが、同じ構図ばかり続くと単調な印象に仕上がってしまいます。まず構図を明確に決めてから、撮影することが大切です。構図を工夫するだけでストーリーが生まれ、より能弁にユーザーに語りかける写真に仕上がるでしょう。
最初に構図を決めておくことで、撮影時間を短縮できます。簡単に出来上がりのイメージ図を描いておくと良いでしょう。また、構図が画面の中央で完結するように、上下左右に余白を残す感じで撮影すると、後でトリミングしやすくなり、よりイメージに近い写真に完成することができます。

アングルで雰囲気を変える

写真を撮影するアングルにもこだわってみましょう。常にモデルと向き合う高さから写真を撮影するのではなく、上から、下から、斜めからとアングルを調整します。
例えば、モデルに床に横になってもらい、真上からのアングルで撮影してみましょう。写真にストーリーが生まれ、お洒落な雰囲気に仕上がります。また、ローアングルからの写真は、迫力のある印象を与えるでしょう。シャープさや雄大さを演出したいときに選択したいアングルです。

背景を意識する

背景にも注意を払うことで、よりモデルが活きる写真に仕上がります。例えば背景を全体的にぼかすと、モデルが強調され、モデルの身につけているアイテムも強調することが可能です。被写体に近づいて撮影すると、特にレタッチをしなくても背景をぼかして撮影できます。
また、シチュエーションにこだわることもできるでしょう。ストーリーを決めておき、モデルに演じてもらえば、より世界観の伝わる写真が完成します。

ホワイトバランスを調整する

写真の明るさや白のバランスに違和感を覚えるときは、ホワイトバランスを調整することで適切な明るさ、白の配分を実現しましょう。ただし、オートモードで撮影するとホワイトバランスが自動調整されてしまうため、細かな設定ができません。マニュアルモードを選択し、好みのホワイトバランスを選択してください。

最初の1枚にこだわる

たくさん写真を撮影したものの、結局最初の1枚が良かったというケースは少なくありません。最初の1枚はモデルもカメラマンも適度に緊張しているため、かえって自然な写真が撮影できることが多いのです。
すぐにシャッターを切るのではなく、構図やアングル、光の当て方、背景などにこだわり、渾身の1枚を撮影してみましょう。またその1枚を基準とすることで、写真全体のクオリティーの引き上げも実現できます。

商品撮影はプロにご相談ください

商品撮影はプロにご相談ください
商品の撮影をするときも、モデル撮影と同じく光の当て方や構図、アングルなどにこだわることでより自然かつ魅力的な写真に仕上げることができます。しかし、モデルとは異なり、商品に「もっと自然に」「もっと笑顔で」と注文を出すことはできないため、よりテクニックが必要ともいえるでしょう。

ECサイトに掲載する写真は、ぜひEC事業者様向けの物撮りサービスAirPhoto(エアフォト)にお任せください。商品の良さを引き出し、より魅力的に見せる写真を撮影いたします。またストーリー性のあるスタイリング写真で、お洒落に演出することも可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。

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