モデル撮影とは?料金・依頼の流れ・モデルの選び方・撮影のコツを解説
モデル撮影は、アパレルやアクセサリー、バッグ、コスメなどの商品を実際に身につけたり使用したりして撮影する方法です。
商品単体の写真だけでは伝えにくいサイズ感や使用イメージを視覚的に伝えられるほか、モデルの衣装や背景、スタイリングを組み合わせることで、ブランドの世界観を表現することもできます。
一方で、モデル撮影ではモデルの手配だけでなく、撮影場所、衣装、ヘアメイク、撮影時間、使用媒体など、商品単体の撮影よりも事前に決めておくことが多くなります。
本記事では、商品撮影におけるモデル撮影について、料金、モデルの選び方、撮影の流れ、必要な準備、撮影を成功させるポイントを解説します。
目次
- モデル撮影とは?
- 商品撮影でモデルを起用するメリット
- 顔出しモデルとパーツモデルの違い
- モデル撮影の料金
- AirPhotoのモデル撮影料金
- モデル撮影の料金を決める主な要素
- 商品に合ったモデルの選び方
- モデル撮影を依頼する流れ
- モデル撮影前に準備しておくもの
- モデル撮影を成功させるポイント
- 商品別のモデル撮影
- AirPhotoのモデル撮影実績
- モデル撮影を依頼する
モデル撮影とは?

モデル撮影とは、人物モデルなどを起用して撮影する方法です。
人物そのものを主役にするポートレート撮影もありますが、ECサイトや広告などの商品撮影では、基本的に商品が主役になります。
例えばアパレルであれば、モデルに商品を着用してもらうことで、
- 着用したときのシルエット
- 丈の長さ
- サイズ感
- 生地の動き
- コーディネート
- 使用シーン
などを伝えることができます。
バッグなら実際に持ったときの大きさ、アクセサリーなら身につけたときのサイズ感など、商品単体の写真だけでは伝えにくい情報を補うことができます。
商品撮影でモデルを起用するメリット

商品のサイズ感を伝えやすい
モデル撮影の大きなメリットは、商品の大きさを直感的に伝えやすいことです。
例えばバッグの商品サイズに「幅30cm」と記載されていても、実際に持ったときにどの程度の大きさなのかを想像しにくい場合があります。
モデルがバッグを持った写真があれば、身体との比較からサイズ感を確認できます。
アパレルやアクセサリー、靴などでも同様です。
商品の使用方法を伝えられる
商品によっては、商品単体の写真だけでは使用方法が分かりにくいことがあります。
モデルに実際に使用してもらうことで、
- どのように身につけるのか
- どのように持つのか
- 実際に使うとどう見えるのか
を写真から伝えられます。
ブランドの世界観を表現できる
モデルだけでなく、
- 衣装
- ヘアメイク
- 背景
- 小物
- 撮影場所
- ライティング
などを組み合わせることで、商品の特徴だけでなくブランドイメージも表現できます。
例えば同じ白いシャツでも、モデルやコーディネート、背景を変えることで、カジュアルにもフォーマルにも見せることができます。
スタイリング写真については、以下の記事でも詳しく解説しています。
スタイリング写真とは?
商品単体の写真とは異なる情報を伝えられる
ECサイトの商品ページでは、モデル写真だけを掲載するのではなく、商品単体の写真と組み合わせる方法があります。
例えばアパレルなら、
- 商品単体
- モデル着用正面
- モデル着用背面
- 横からのシルエット
- 生地のディテール
- 使用シーン
といった構成が考えられます。
モデル写真と商品単体写真にはそれぞれ役割があるため、両方を組み合わせることで商品の情報を補完できます。
顔出しモデルとパーツモデルの違い

商品撮影では、必ずしもモデルの顔を出す必要はありません。
商品や使用目的によって、
- 顔出しモデル
- パーツモデル
を使い分けます。
顔出しモデル
顔を含めてモデル全体を撮影する方法です。
顔出しモデルが向いているケース
例えば、
- アパレル
- ファッション雑貨
- バッグ
- メガネ
- 帽子
- ライフスタイル商品のイメージ撮影
などでは、顔を含めて撮影することでコーディネートやブランドの世界観を表現しやすくなります。
また、全身・上半身・寄りなど、構図のバリエーションを作りやすいことも特徴です。
一方で、モデル本人の印象が写真全体のイメージに影響するため、ブランドや商品のターゲットに合ったモデルを選ぶ必要があります。
パーツモデル
顔を出さず、
- 手
- 足
- 首元
- 腕
- 口元
など身体の一部分だけを撮影する方法です。
ハンドモデルやレッグモデルなどが代表的です。
パーツモデルが向いているケース
例えば、
- 指輪
- 腕時計
- ネイル
- 靴
- 靴下
- ハンドクリーム
- 食器
- 文房具
などでは、商品を使用している身体の一部分だけでも十分に使用イメージを伝えられる場合があります。
人物の印象を強く出さず、商品を中心に見せたい場合にも利用できます。
ただし、顔を含めないことで構図が限定される場合もあるため、商品単体写真やその他のイメージ写真と組み合わせるとよいでしょう。
モデル撮影の料金

モデル撮影の料金は、単純に「モデル代」だけで決まるわけではありません。
主に、
- モデル手配費
- モデル出演料
- カメラマン撮影料
- スタジオ料金
- ヘアメイク
- スタイリスト
- 衣装
- 撮影小物
- レタッチ
- ロケーション費
- 交通費
などによって変わります。
また、モデルの写真を使用する媒体や期間によって条件が変わることもあります。
例えば、
「自社ECサイトだけで使用する」
場合と、
「EC・広告・SNS・カタログなど複数媒体で使用する」
場合では、モデルの契約条件が異なることがあります。
依頼時には撮影料金だけでなく、写真の使用媒体・使用期間・二次利用の範囲についても確認しておきましょう。
AirPhotoのモデル撮影料金
AirPhotoではモデル撮影を時間制で提供しています。
モデル手配
モデル手配(モデル交通費込・最長8時間):25,000円(税抜)
モデルをお客様側で手配する場合:0円
スタジオ撮影ショート
最長2時間:70,000円(税抜)
モデルレタッチ1枚まで含みます。
スタジオ撮影ロング
最長4時間:100,000円(税抜)
モデルレタッチ3枚まで含みます。
スタジオ撮影1DAY
最長8時間:175,000円(税抜)
モデルレタッチ5枚まで含みます。
撮影する商品数やカット数、スタイリング、ヘアメイクなどによって必要な内容は異なります。
詳細は撮影内容に合わせてご相談ください。
AirPhotoの商品撮影サービスを見る
モデル撮影の料金を決める主な要素
撮影時間
モデル撮影では、時間制で料金が設定されるケースがあります。
撮影する商品数が多い場合は、
- 着替え
- ヘアメイク
- 商品交換
- ライティング変更
- 背景変更
などにも時間が必要です。
撮影するカットを事前に整理しておくことが重要です。
モデルの手配
モデルを撮影会社側で手配するのか、自社で手配するのかによって費用が変わります。
モデルを自社で手配する場合でも、撮影日時や集合場所、衣装、使用媒体などの条件を事前に共有しておきましょう。
撮影場所
スタジオ撮影だけでなく、屋外や住宅、店舗などでロケーション撮影を行う場合は、場所の利用料金や移動費などが発生することがあります。
ヘアメイク・スタイリング
商品の見せ方によっては、モデルのヘアメイクや衣装のスタイリングも必要になります。
特にブランドイメージを重視する撮影では、モデルだけでなく衣装や背景を含めて全体の印象を設計します。
商品に合ったモデルの選び方
モデル撮影では、知名度だけでモデルを選ぶのではなく、商品やブランドとの相性を確認することが重要です。
ターゲットに合っているか
まず確認したいのが商品のターゲットです。
例えば、
20代向けの商品なのか、
40〜50代向けの商品なのか、
ビジネス向けなのか、
カジュアル向けなのか、
によって適したモデルは変わります。
実際の購入者が商品を使用した状態をイメージしやすいモデルを選びましょう。
商品よりモデルが目立ちすぎないか
商品撮影では商品が主役です。
モデルの衣装やポーズ、表情が目立ちすぎると、商品の情報が伝わりにくくなる場合があります。
特にECサイトの商品ページでは、
「モデルがきれいに見えるか」
だけではなく、
「商品が分かりやすく見えているか」
を確認しましょう。
ブランドイメージに合っているか
モデルは商品の印象だけでなく、ブランドそのものの印象にも影響します。
撮影前に、
- ブランドのターゲット
- ブランドカラー
- 写真のトーン
- 参考にしたい写真
- 使用媒体
などを共有しておくとモデルを選びやすくなります。
モデル撮影を依頼する流れ
一般的なモデル撮影は、次のような流れで進みます。
1.撮影目的を決める
まず、撮影した写真を何に使用するのか決めます。
例えば、
- ECサイト
- Amazon・楽天などのECモール
- SNS
- Web広告
- カタログ
- クラウドファンディング
- プレスリリース
などです。
使用媒体によって必要な縦横比や構図、余白も変わります。
2.撮影するカットを決める
必要な写真を事前に整理します。
例えばアパレルなら、
- 全身正面
- 全身背面
- 横
- 上半身
- 商品ディテール
- コーディネート
- イメージカット
などです。
撮影指示書やカットリストを作っておくと進行しやすくなります。
商品撮影の撮影指示書の作り方
3.モデルを決める
商品のターゲットやブランドイメージに合わせてモデルを選びます。
顔出しが必要なのか、パーツモデルで十分なのかもこの段階で判断します。
4.衣装・背景・小物を決める
モデルが商品以外に身につける衣装やアクセサリー、背景、小物などを決めます。
商品よりも小物が目立たないようにバランスを調整します。
5.撮影する
撮影当日は、事前に決めたカットリストをもとに進行します。
撮影中に、
- 商品の見え方
- シルエット
- 色
- サイズ感
- ポーズ
- 余白
などを確認しながら撮影します。
モデル撮影前に準備しておくもの
モデル撮影を効率よく進めるためには、撮影前の準備が重要です。
事前に以下を整理しておきましょう。
- 撮影する商品
- 商品ごとのサイズ
- 撮影する順番
- 必要なカット
- 使用する媒体
- 必要な縦横比
- モデルの条件
- 衣装
- 小物
- 背景
- 参考画像
- ヘアメイクのイメージ
- 納品希望日
特に複数の商品を撮影する場合は、商品とカットの順番を決めておくことで撮影時間を使いやすくなります。
モデル撮影を成功させるポイント
商品を主役にする
商品撮影ではモデル自身よりも商品が主役です。
撮影した写真を確認するときは、
「モデルがきれいに写っているか」
だけでなく、
「商品の形・色・特徴がきちんと見えているか」
を確認しましょう。
撮影前に完成イメージを共有する
「おしゃれに」
「高級感のある感じ」
だけでは、人によってイメージが異なります。
参考画像やラフを用意し、
- 構図
- 背景
- ライティング
- モデルのポーズ
- 衣装
- 写真のトーン
などを事前に共有すると認識のずれを減らせます。
商品の色を確認する
アパレルやコスメなどでは商品の色も重要な情報です。
照明やホワイトバランス、撮影後のレタッチによって実物とかけ離れた色にならないよう注意します。
ECサイトの商品写真で色味を正確に伝える方法
ライティングを商品に合わせる
モデル撮影でも商品によって適した光は異なります。
例えば光沢のあるバッグやアクセサリーでは反射を確認し、アパレルでは生地の質感や立体感が分かるようにライティングを調整します。
商品撮影の照明の当て方
使用媒体を考えて余白を残す
同じ写真を、
- ECサイト
- 広告
- バナー
など複数の媒体で使用する場合は、トリミングすることも考えて撮影します。
モデルや商品を画面いっぱいに配置するだけでなく、必要に応じて上下左右に余白を残したカットも撮影しておくと展開しやすくなります。
商品別のモデル撮影

アパレル
アパレルのモデル撮影では、
- 正面
- 背面
- 横
- 全身
- 上半身
- 生地
- ディテール
- コーディネート
などを組み合わせます。
同じ商品でもモデルのポーズによってシルエットが変わるため、商品の形が分かる基本カットも用意しましょう。
アパレルの商品撮影方法
バッグ
バッグでは、モデルに実際に持ってもらうことで商品の大きさやストラップの長さを伝えられます。
例えば、
- 手持ち
- 肩掛け
- 斜め掛け
- 正面
- 横
- 使用シーン
などを撮影する方法があります。
バッグの商品撮影方法
アクセサリー・ジュエリー
アクセサリーでは、商品単体の写真だけではサイズ感が分かりにくい場合があります。
モデルに着用してもらうことで、
- ピアスの大きさ
- ネックレスの長さ
- 指輪のサイズ感
- 腕時計の見え方
などを確認できます。
商品を大きく見せたい場合は、顔全体を写さずパーツモデルとして撮影する方法もあります。
ジュエリー・アクセサリーの商品撮影方法
コスメ・化粧品
コスメでは、商品単体だけでなくモデルの手元や使用シーンを組み合わせる方法があります。
商品によっては、
- 商品を持つ
- テクスチャーを手に出す
- 使用する場面を撮影する
など、パーツモデルを活用できます。
コスメ・化粧品の商品撮影方法
AirPhotoのモデル撮影実績
エイトベース株式会社様

クライアント:エイトベース株式会社
撮影内容:アンダーウェア
コメント:クラウドファンディング、自社EC、Amazonで使用する用にモデルを入れた撮影
株式会社エコ・ブライト・ジャパン様

クライアント:株式会社エコ・ブライト・ジャパン
撮影内容:高機能コルセット
コメント:雑誌掲載用のイメージ撮影をエレガントガーリーなスタイルに撮影
株式会社ユナイテッド様

クライアント:株式会社ユナイテッド
撮影内容:アウトドアウェア
コメント:白背景でモデルの全身写真、バストアップ写真、服のディティール写真(機能)を撮影
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モデル撮影を依頼する

モデル撮影では、単純にモデルを起用するだけでなく、
- 商品のターゲット
- 使用媒体
- 必要なカット
- モデル
- 衣装
- 背景
- スタイリング
- ライティング
などを事前に整理することが重要です。
AirPhotoでは、ECサイトや広告などで使用する商品撮影に対応しています。
モデルの手配から、スタジオ撮影、スタイリング、レタッチまで、商品やブランドイメージに合わせて撮影内容をご相談いただけます。
モデルがすでに決まっている場合は、お客様側で手配したモデルでの撮影にも対応しています。
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著者情報
著者: AirPhoto編集部
AirPhotoは、商品の魅力や特徴を写真で伝える商品撮影チームです。
商品単体の撮影からスタイリング、モデル撮影、レタッチまで、商品撮影の実務を通じて得た知見をもとに情報を発信しています。

