動画作成・編集を外注する流れ!費用相場やYouTube編集のコツも紹介
動画作成や編集を外注することで、高いクオリティを実現できるだけでなく、訴求力の高い動画に仕上げることも可能です。動画作成・編集を外注する手順や費用相場、依頼先を決めるポイントを紹介します。また、自力でYouTube編集を行うコツも紹介するので、ぜひご覧ください。
目次
- 動画作成・編集を外注する手順
- 動画制作・動画編集を外注するときの費用相場
- 動画作成の依頼先を決めるポイント
- YouTube・動画撮影を自力で行う場合
- YouTube・動画編集を自力で行うポイント
- 動画作成・編集を外注するときの注意点
- 目的に合わせて適切な外注先を見つけよう
動画作成・編集を外注する手順
動画作成・編集は、以下の手順で外注します。
- 依頼する内容・予算を決める
- 動画制作会社に見積もりを依頼する
- ヒアリング・企画
- 撮影・編集
- 製作物の確認・修正
なお、編集だけ依頼する場合でも、手順は上記と同様です。ただし、撮影がない分、少し早く仕上がります。
1.依頼する内容・予算を決める
動画制作会社に依頼する前に、まずは社内で依頼する内容と予算についてしっかりと話し合っておきます。意見がまとまっていないと制作期間が長引き、人件費がかさんで料金が高額になることがあるので注意しましょう。少なくとも次の6つを決めてから依頼すると、スムーズに撮影・編集が進みます。
- 動画の目的
- 動画のターゲット
- 動画の時間(広告やSNS動画の場合は秒単位)
- 動画の内容、大まかなストーリーライン
- 希望する納期
- 予算
なお、予算を決めるときは、後で紹介する費用相場を参考にしてください。相場を無視した予算で動画制作会社に相談しても、依頼を引き受けてもらえないことや、作業工程を大幅に削減して仕上がりのクオリティが著しく低くなることがあります。
2.動画制作会社に見積もりを依頼する
上記の5つを決めてから、動画制作会社に見積もりを依頼します。動画制作会社によってはさらに詳しい内容を問われることがあるので、すぐに対応しましょう。
なお、動画制作会社に見積もりを取る前に、次の2つのポイントで動画制作会社を絞り込んでおくと無駄なやり取りを避けられます。
- 依頼したい動画の内容に対応しているか
- 予算内で対応してくれそうか
例えば、ECサイトに掲載する商品説明動画を依頼したいとしましょう。今までに商品説明動画を作成した実績のない制作会社に見積もりを依頼しても、満足できる仕事をしてもらえる可能性が低く、時間もコストも無駄になってしまうかもしれません。動画制作会社のホームページを確認し、過去にどのような動画を制作しているのか、また、元々どのような分野に強い会社なのか確認しておきましょう。
また、動画制作会社のホームページでは、料金目安も公開されていることがあります。予算内で依頼できそうなのか確認しておくと、見積もりを取る手間が無駄にならずに済みます。
複数の動画制作会社から見積もりを取ることも重要なポイントです。1社からだけ見積もりを取ると、割高な業者かどうか見分けにくくなってしまいます。見積書は金額だけでなく内訳にも注目し、妥当な料金かどうか確認しましょう。
3.ヒアリング・企画
妥当で満足できる見積もりだったときは、正式に依頼します。動画制作会社と契約すると、まずは依頼する動画の内容について、担当者がヒアリングを実施します。
ヒアリングの際に希望を正確に伝えていないと、イメージする動画を作成してもらえません。他の事業者や個人が公開している動画の中でイメージに近いものがあれば、ピックアップして担当者に見せましょう。言葉で説明するよりも、イメージを正確に伝えることが可能です。
担当者が正確にイメージを理解したときは、企画へと進みます。企画では最初に動画のストーリーラインを大まかに決めてから、セリフやキャプションなどを決めて「台本」に仕上げていきます。
台本が仕上がったら、次はディレクションです。ディレクターがキャスティングやスケジュールなどを決め、撮影できる状態に整えます。
4.撮影・編集
ディレクションに沿って、撮影を進めていきます。スタジオ撮影のときにはスタジオ使用料、屋外で撮影するときには交通費がかかることが一般的です。また、撮影する場所によっては、貸切料金や入場料などが発生することもあります。
撮影が予想よりも長引くときは、スケジュールも後方修正されます。また、スタッフを確保する日数が延びるため、人件費が割増されることもあるので、事前に確認しておきましょう。
撮影作業が完了すると編集作業に移ります。アニメーションや静止画などと組み合わせたり、ナレーションを入れたりする作業なので、撮影とは異なり大幅に延びることはあまりありません。
5.製作物の確認・修正
編集作業が終わると製作物として納品されます。依頼したものと相違ないか確認しておきましょう。もし、ヒアリングの時点で伝えたものと異なるときは、動画制作会社に修正を依頼します。
なお、ヒアリングのときに伝えた内容で、なおかつ担当者が確認したものであれば、修正作業に追加費用はかからないことが一般的です。しかし、ヒアリングのときに伝えていない内容であれば、修正作業ではなく「追加依頼」とみなされます。追加依頼に関しては有料になることが多いので、注意しましょう。
動画制作・動画編集を外注するときの費用相場
動画制作・動画編集を外注するときは、企画からすべて依頼するか、編集だけ依頼するかによって費用相場が大きく変わります。それぞれのケースの費用相場を紹介するので、ぜひ予算を決めるときの参考にしてください。
企画から撮影、編集を依頼するときの相場
企画から動画撮影、編集までをすべて任せる場合は、例えば企業の採用ページに掲載する簡易的な会社説明動画であれば30万~60万円ほどが相場になります。デジタルサイネージやWeb広告として大々的なプロモーションに使用する本格的な会社説明動画なら、80万~150万円が相場です。
動画の費用相場は、動画の用途や掲載メディア、動画時間などによっても異なります。例えば、同じ会社説明動画でも、YouTube広告で流す1.5~3分程度のものであれば10万円ほどで完成することもあります。
編集のみを依頼するときの相場
編集のみを依頼するときは、動画撮影が不要になるだけでなく、場合によっては企画の工程も不要になるので安く抑えられます。ただし短期間で仕上げるとなると、多くのスタッフを必要とするので、人件費がかさみ、割高になることがあるので注意しましょう。
YouTubeの動画編集を外注するときの相場
YouTubeに投稿する動画の編集であれば、短いものなら3万円程度で外注できることもあります。ただし、元の動画のクオリティが著しく低い場合や、動画の尺が十分でない場合は、撮影し直すことになるため、費用が高額になることがあります。
SNS動画編集を外注するときの相場
SNSに投稿する動画も、編集だけであれば3万円程度で外注できることがあります。ただし、投稿する場所や求めるクオリティによっては、さらに高額になることがあるので注意しましょう。
例えば、普段のSNS投稿内の動画とSNS広告の動画とでは、異なるクオリティが求められるため、編集費用に差が出ることがあります。
動画作成の依頼先を決めるポイント
動画制作を請け負っている会社は多く、どこに依頼するか迷うことも多いでしょう。迷ったときは、次の4つのポイントに注目すると、自社に適した動画制作会社が見つかります。
- 実績、動画のテイスト
- 費用の妥当性
- アフターサービス
- 担当者との相性
それぞれのポイントを見ていきましょう。
実績、動画のテイスト
優れた動画制作会社なら、企業や個人のリピーターも多いため、自然と実績が増えます。また、口コミなどでも評判は広がるため、さらに実績が増えます。まずは動画制作会社のホームページを確認し、どの程度の実績があるのか確認してみましょう。
実績があり、信頼できる動画制作会社かどうか確認した後で、動画のテイストも確認してみましょう。ホームページで実績が公開されている場合は、いくつかの動画を閲覧し、自社で希望するテイストに合っているかチェックしてみてください。
ホームページに実績や過去の作品が公開されていない場合は、直接、動画制作会社に尋ねてみるのも1つの方法です。どんなに評判が良い動画制作会社でも、1つも過去の作品を見ずに依頼するのは避けましょう。
テイストが合わないと理想の動画に仕上がらないので、丁寧に吟味することが動画外注に成功するポイントです。
費用の妥当性
実績を確認し、動画のテイストが合うことも確認した後で、見積もりを取ります。見積書は合計額だけでなく内訳に注目してみましょう。内訳が詳しく記載され、なおかつそれぞれの金額が妥当なものであれば、信頼できる動画制作会社だと考えられます。
実際のところ、見積もりの合計額だけに注目して依頼先を決めてしまうと、クオリティが低い会社に依頼することにもなりかねません。納得できるクオリティの動画に仕上げてもらうためにも、高額・低額かではなく妥当かどうかに注目して動画制作会社を選びましょう。
アフターサービス
どんなに丁寧にヒアリングを行う動画制作会社であっても、依頼側が思い描いた動画と全く同じあるいはそれ以上のものに仕上がるとは限りません。何度かは修正があるものだと考え、どのような修正対応などのアフターサービスを実施しているのか確認しておきましょう。
動画制作会社によっては、一度でも修正が発生すると修正料金がかかることもあります。修正料金が発生する条件を事前に確認しておくならば、後でトラブルになることを避けられるでしょう。
担当者との相性
動画制作を外注する場合、短編であっても、何度か担当者との打ち合わせなどが必要になります。
担当者との相性があまり良くなく、話が通じにくいように感じるときは、担当者を代えてもらうことも検討しましょう。相性が良くないのにそのままにしていると、打ち合わせの度にストレスを感じるだけでなく、イメージを正確に把握してもらえないので思い描いたような動画に仕上がらない可能性があります。
YouTube・動画撮影を自力で行う場合
動画撮影を自身で行う場合は、様々なコストがかかります。
撮影機材費や小道具代、スタジオレンタル費、モデル費などが発生し、総額が高額になることも珍しくありません。
必要な機材や人件費
撮影機材
- 一眼レフカメラ
- 三脚
- ストロボ
- 撮影ボックス
- レフ板
- 背景紙
撮影を行うときは、少なくともカメラとレンズ、三脚などの小物が必要です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
人件費・キャスティング費
- モデル、俳優
- スタイリスト
- ヘアメイクアップアーティスト
- アシスタントカメラマン など
- スタジオレンタル
- ロケ地予約
これらの要素を考慮すると、動画撮影にかかるコストが高額となり、撮影の内容によっては数百万円かかるケースもあります。加えて、それぞれの担当の方とメールや電話でやりとりをするための時間もかかり、知識が無いと正確に依頼をすることも難しくなります。
このように、動画制作には多くの費用がかかる可能性があり、全てを自力で行うことはハードルが高いことがお分かり頂けるかと思います。
専門の撮影会社に依頼する場合は、撮影したい内容を伝えることで、撮影機材やキャスティング、スタジオのレンタル手配、編集作業を全て任せることができるのでトータルの費用も抑えながらクオリティの高い写真を撮影することができます。
動画撮映を成功させるコツに関してはこちらをご覧ください
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プロのカメラマンがお話をお伺いした上で、ご提案させて頂きます。
お問い合わせはこちら
YouTube・動画編集を自力で行うポイント
YouTubeの動画は、自力で編集することも可能です。動画編集作業は次の2つのポイントに注目すると、コストを抑え、なおかつ高いクオリティに仕上げることができます。
- 動画作成サービスを利用する
- 苦手な作業のみ編集代行業者に依頼する
それぞれのポイントを説明します。
動画作成サービスを利用する
動画作成サービスとは、オンラインで利用できるサービスです。自力で編集する必要はありますが、キャプションや音響などの素材がそろっていて、上手に使えばハイクオリティな動画に仕上がります。
なお、動画作成サービスは、サブスクリプションサービスになっていることがあります。動画を作成する本数によっては、外注するほうがお得なこともあるので注意しましょう。
苦手な作業のみ編集代行業者に依頼する
YouTube動画を長く制作していると、自分の苦手分野が分かってきます。どんなに時間をかけてもクオリティが低くなってしまう作業や、思うような仕上がりにならない作業があるときは、その作業だけを編集代行業者に外注するようにしましょう。
編集のみ、ナレーションのみのように部分的に依頼することで、コストを抑えることが可能です。
動画作成・編集を外注するときの注意点
動画作成・編集を外注するときには、次の点に注意してください。
- 専門会社や個人に依頼するときは動画編集のテイストを確認する
- 「格安」「お得」などに惑わされない
- 修正料金を確認する
それぞれのポイントを説明します。
専門会社や個人に依頼するときは動画編集のテイストを確認する
動画作成・編集を外注するときは、とにかくテイストに合っていることが大切です。どんなに素晴らしい動画であっても、思い浮かべるテイストと異なるときは、依頼はしないほうが良いでしょう。
テイストと合っているかどうかを判断する前に、「どのようなテイストの動画を依頼したいのか」について社内で話し合っておくことが大切です。社内でイメージが正確に共有できていないときは、動画制作会社も依頼内容を正確に把握することができず、仕上がった製作物に満足できないばかりか、何度も修正作業を依頼することになり、費用がかさんでしまいます。
個人の動画編集者に依頼するときも同様です。依頼する前にテイストに合っているか確認することが不可欠となります。過去の実績を見せてもらい、依頼したい内容に近いテイストの作品が多いのか確認してください。
「格安」「お得」などに惑わされない
相場がないようであるのが動画の外注です。相場よりも安すぎるときは、何か理由がある可能性があります。例えば、基本料金を安くして修正作業などの追加作業費を高く設定しているケースもあります。また、最初に説明していない追加費用を後で請求する悪質な業者もあります。
他にも、使用している機材の質が低く、完成する動画のクオリティに反映されているケースも少なくありません。ビデオカメラなどの動画作成・編集に関わる機材の品質は、日進月歩で向上しています。最新のものを使用している必要はありませんが、古すぎないものを使用していることが好ましいでしょう。
また、格安の料金が適用される条件が厳しすぎるケースもあります。例えば、依頼から完成までに数ヶ月待たなくてはいけない場合や、最初から動画のパターンが決まっており、自由度が低すぎる場合などもあります。
基本的に「格安」「お得」な動画作成・編集サービスはないということを肝に銘じ、価格の安さではなく妥当性で見分けるようにしましょう。
修正料金を確認する
動画作成・編集は、修正作業が何度か発生することが普通です。一度で完璧な動画は完成しないということを理解し、事前に修正作業にかかる料金を確認しておきましょう。
動画制作会社によっては、無料修正サービスを実施していることがあります。修正回数には制限がありますが、より良い動画にブラッシュアップしてもらうためにも、完成した製作物を見てから無料で修正できるサービスがあるか確認しておきましょう。
目的に合わせて適切な外注先を見つけよう
動画の目的によって、適切な外注先が異なります。例えば、会社紹介動画の実績が多い動画制作会社や、YouTube動画の実績が多い会社などがあります。どのような動画に対応しているのか確認してから、動画の作成・編集を依頼するようにしましょう。
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