商品撮影(物撮り)のコツを詳しく解説!スマホ撮影のポイントも紹介

商品撮影(物撮り)のコツを詳しく解説!スマホ撮影のポイントも紹介

物撮りとは商品を撮影することです。ECサイトを運営する場合は、物撮りが売れ行きを左右するといっても過言ではありません。より顧客の心をつかむ写真を撮影するコツを解説するので、ぜひ参考にしてください。また、スマホで撮影するポイントも紹介します。

物撮り(ぶつどり)とは商品撮影のこと


商品を撮影することを「物撮り(ぶつどり)」と呼ぶことがあります。人物や動物、自然などの変化するものを撮影するわけではないので、誰にでも気軽に挑戦することが可能です。
しかし、誰でも撮影できるからこそ、上手・下手の差が大きくなるのも物撮りの特徴といえます。この記事では物撮りのコツをわかりやすく紹介するので、ECサイトやインターネットオークションなどに掲載する写真にお悩みの方はぜひご一読ください。

物撮りは商品の売れ行きを左右する

「商品さえ良ければ売れる」という考え方は、インターネットの世界では必ずしも正しいとはいえないでしょう。もちろん良い商品であることは前提として、写真を通して良い商品であると感じてもらうことが大切です。
店舗で販売する場合とは異なり、お客様は実際の商品を見ないで購入することになります。つまり、お客様は写真や説明文などのサイトに掲載されている情報だけで購入するかどうかを判断するわけですから、物撮りは売上を左右する重要なファクターなのです。

より魅力的に見せる写真は、ECサイトの物撮り専門会社に依頼することでも実現できます。ECサイトの写真撮影でお悩みの方は、EC・D2C 事業者様向けの物撮りサービスAirPhoto(エアフォト)もご検討ください。

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【物撮りのコツ1】ライティングにこだわる


カメラやスマホの撮影ボタンを押せば、誰でも簡単に物撮りが可能です。しかし、売上を伸ばすための物撮りにはコツがあります。特に次の4つのコツに留意することで、より良い物撮りを実現できるでしょう。

  • ライティング
  • 背景
  • カメラ設定
  • アングルと距離

まずはライティングのコツについて解説します。ライティングとは照明のことですが、自然光(太陽光)と定常光で撮影するケース、また、照明の強さが物撮りに与える影響についてそれぞれ見ていきましょう。

自然光で商品撮影

自然光で物撮りすると、ナチュラルな雰囲気に仕上がります。しかし、商品撮影の初心者にとって自然光は決して扱いやすいライティングではありません。
自然光で商品撮影をするとき、まず注意したいのが時間帯です。早朝や夕方は光に赤みが混ざるため、商品本来の色を表現することができません。季節によっても変わりますが、午前中、遅くとも15時頃までには撮影を終えるようにしましょう。
また、天候も物撮りに大きな影響を与えます。雨や曇りなどの天候では十分な光を得られず、商品が明瞭に写らない可能性があるでしょう。鮮明ではない写真はお客様の購入意欲を引き出しにくいと考えられます。梅雨の時期などに撮影するときは、自然光以外での撮影も検討しておきましょう。

自然光で撮影するときは、撮影場所をどこにするかによっても光の入り方が変わります。窓際であれば光が商品全体に当たりやすくなりますが、撮影の場所が限定されるため、変化に乏しくなるかもしれません。
屋外で撮影すれば場所のバリエーションも増えますが、風の影響を受けるので思ったような写真を撮れない可能性があります。
明るさを調整できないのも自然光の弱点です。ちょうどよい明るさで撮影できる時間は限られているため、商品数が多いときは1日で撮り切れないかもしれません。悪天候と重なるとさらに撮影期間が長引く可能性もあるでしょう。

定常光で商品撮影

フラッシュやストロボなどのように一瞬だけ明るさを出す光を「瞬間光」といい、反対に常に明るさを維持する光を「定常光」と呼びます。自然光も定常光の一つですが、時間や天候に左右されるので同じ明るさを長時間維持できるわけではない点に注意しましょう。
常に同じ明るさを維持できる定常光として、LEDや蛍光灯などの人工光が挙げられます。商品や演出したいイメージによって光の強さを細かく調整できるのも、人工光の特徴です。
また、自然光を利用して物撮りをする場合でも、撮影用の人工光を用意しておけば天候が悪くなったときや時間が長引いたときでもスムーズに対応できます。

照明の強さ

物撮りを行う際は、商品をわかりやすく説明できているかどうかという点に注目する必要があります。芸術的な写真よりも、商品の質感や色、使用感などが伝わる写真であることが重要です。
より良い写真を撮影するためにも、照明の強さに留意しましょう。光が弱すぎると鮮明に商品を撮影できないため、ECサイトには不適切です。反対に光が強すぎると影ができやすくなるため、商品全体がくっきりと写らない可能性もあります。
また、全体的に白っぽくなってしまい、商品の元々の色を正確に伝えられないかもしれません。商品の形や色によっても適切な照明の強さが異なるので、細かく調整しながら撮影するようにしましょう。

【物撮りのコツ2】背景にこだわる


物撮りのコツの2つ目は、背景にこだわることです。商品そのものを鮮明に撮影することも大切ですが、背景を変えることで商品のイメージが変わるので、十分に注意することが必要といえるでしょう。
また、イメージだけでなく、商品の質感や色味に影響を与えることがあります。適切な背景を選ぶポイントについて見ていきましょう。

商品と背景色のバランスを考える

商品の色味や雰囲気を引き立てる背景色を選びましょう。商品と似た色味の背景を選ぶと統一感のあるイメージに仕上がりますが、あまりにも似ている色では商品のインパクトが失われてしまいます。
例えば、青い商品に黄色の背景、白い商品に青い背景など、色味がまったく異なる組み合わせにするとポップでかわいいバランスに仕上がるでしょう。
また、ベージュなどのブラウン系や、グレーなどのモノトーン系などの落ち着いた色味の背景色を選べば、シックで高級なイメージに仕上がることもあります。いくつか色味を変えて、ベストのバランスを見つけていきましょう。

白で統一するのもおすすめ

商品のイメージごとに背景色を変えるのも良いのですが、白で統一するのもおすすめです。
常に同じ背景色にすることで一貫性が生まれるだけでなく、商品がより明瞭に見えるというメリットもあります。お客様は背景色を気にせず商品だけで判断できるようになるので、実物とのイメージのずれも減らせるでしょう。
また、白い背景には、商品に自然光を反射させ、均等に光が当たりやすくなるという特徴もあります。ライティングが難しいと感じるときも、背景色は白を選ぶと良いでしょう。

ただし、白の色味には注意が必要です。黄みを帯びたクリーム色や少しグレイッシュなオフホワイトを選ぶと、純粋な白よりは光が反射しにくくなり、編集作業が複雑になってしまうことがあります。
また、白背景は写真に写るところだけでなく、周囲にも設置するようにしましょう。周囲も白い色味でまとめることで、より商品が明るく均一な光で照らされるようになります。

【物撮りのコツ3】カメラ設定にこだわる


物撮りのコツの3番目は、カメラの設定にこだわることです。撮影ボタンを押すだけでも写真は撮れますが、商品や照明の強さなどに合わせてカメラを設定することで、より良い物撮りを実現できます。
プロのカメラマンが使うカメラには、さまざまな機能がついており、設定できる要素の種類も豊富です。スタンダードなカメラでも調整できる「絞り」と「ISO感度」について紹介するので、ぜひ参考にしてください。

絞り

絞り(F値)を変更することで、明るさを調整できます。また、絞りでピントの合う範囲を変更することも可能です。絞りの数字を小さくするとピントの合う範囲は狭く、視界が明るくなり、反対に数字を大きくするとピントの合う範囲は広く、視界は暗くなります。
ピントがうまく合わないときは、絞りの数字を大きくすることでピントの合う範囲を広げましょう。しかし、あまりにも数字を大きくするとピントの合う範囲が広がり過ぎて、かえってぼやけてしまうという現象が起こるので注意が必要です。
絞りの数字はレンズによって異なるため、まずは中央の数値に設定します。その後、少しずつ数字を変えて、ベストのバランスを探していきましょう。
なお、絞りを自動的に調整するオートモードや、シャッタースピードを優先する撮影モードになっているときは、絞りの数字を調整できません。モード設定できるときは、マニュアルモードに変更してから絞りの数字を調整しましょう。

ISO感度

ISO(イソ)感度とは、光に対するカメラの感度のことです。ISO感度を高くすると、光が少ない暗い場所でも明るく撮影することができます。また、ISO感度を高くするとシャッタースピードを高めることができ、手ぶれによるミスを減らすことが可能です。
しかし、ISO感度を高くしすぎると写真の粒度が粗くなり、画質が悪くなってしまいます。むやみにISO感度を高くするのではなく、光の強さと粒度のバランスを取り、調整するようにしましょう。物撮りでは、ISO感度は400~800程度が適切とされています。まずはISO感度を400~800に合わせ、微調整をしていきましょう。

【物撮りのコツ4】アングルと距離にこだわる


物撮りのコツの4つ目は距離にこだわることです。SNSにアップするための物撮りのときは対象物の魅力がもっとも引き立つ距離を選びます。特に強調したいパーツがあるときは、カメラをパーツに近づけて、近距離で撮影しましょう。
また、素材や質感などを詳しく紹介したいときも、接写することが必要です。近づけすぎて影ができないように注意しながら、商品の素材や質感がもっともよく伝わる距離を選びましょう。
アングルにこだわることも物撮りのコツです。対象物を目線と同じ高さに置いてまっすぐに撮るだけでなく、あえて高い位置から対象物を見下ろす感じに撮影してみましょう。全体の様子が伝わる写真を撮影できます。
また、高い位置から斜めに見下ろしたアングル、商品を台に置いて床から見上げたアングルなども組み合わせると、写真が単調にならず、面白味が生まれるでしょう。

複数のアングルで撮影するケース

SNS用の物撮りであれば写真は1枚だけでも十分ですが、ECサイトやインターネットオークションに掲載するための物撮りでは、より商品がわかるように複数のアングルから撮影する必要があります。
正面だけでなく、斜めのアングル、高い位置・低い位置のアングルなどの複数のアングルで撮影すると、お客様は店舗で実際に商品を手に取ったときのように豊富な情報を得ることができるでしょう。
一貫性のある写真を撮影するなら、カメラの位置を固定し、対象物を回転するように動かすことをおすすめします。常に同じフレームに対象物が収まり、バランスよく仕上がるでしょう。
ECサイト向けの物撮りは、プロに任せることもおすすめです。商品がより映えるアングルや距離、明るさを選び、訴求力の高い写真に仕上がるでしょう。

ECサイトの写真撮影はEC・D2C 事業者様向けの物撮りサービスAirPhoto(エアフォト)もご検討ください。背景や小物などをスタイリングして、素敵な商品をより素敵に演出します。お気軽にお問い合わせください。

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スマホで商品撮影するときの注意点


スマホを使って物撮りをすることもできます。上手に撮影すれば高性能のカメラ並みの写真に仕上がることもあるので、ぜひ挑戦してみましょう。
ただし、スマホで商品撮影するときは、次の4つのポイントに注意が必要です。

  • 自然光で撮影する
  • 三脚を使用する
  • 商品撮影用アプリを使用する
  • 画素数の高いスマホを選ぶ

それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。

自然光で撮影する

スマホにはフラッシュ撮影機能がついていますが、対象物の色が白っぽく仕上がることもあるので、できれば自然光で撮影するようにしましょう。対象物全体に光が当たるように、大きな窓のそばで撮影します。
窓に近づくと明るく鮮明な写真が撮影できますが、影が濃くなる点に注意が必要です。全体に光を当てつつ、適度な位置を決めて物撮りを実施します。

三脚を使用する

スマホはカメラと比べると軽く、長時間撮影しても腕に負担がかかりにくいというメリットがあります。しかし、軽い分、手の位置が固定しにくく、手ぶれしやすくなる点に注意しましょう。
手ぶれを防ぐためには、三脚を使用することがおすすめです。三脚を使うと撮影の位置も固定できるので、異なるアングルで同じ大きさの写真を撮影することもできます。写真を撮影しながら、背景色や小物のスタイリングをする場合も、三脚を使って撮影の位置を固定しましょう。
三脚を選ぶときは、グリップ力に優れたものを選ぶことが大切です。スマホがずり落ちにくくなるので、三脚にスマホを置いたまま絞りやアングル、ISO感度などを調整しやすくなります。

商品撮影用アプリを使用する

対象物をより際立たせる写真を撮影したい方は、商品撮影用のアプリを使用しましょう。
商品撮影用のアプリを使って撮影すると、背景色やズームなどを手軽に変えられるだけでなく、パソコンに繋いでより詳細な編集作業を行えることもあります。色合いや露出、コントラストなども簡単に編集できるので、より魅力的な商品に見せることが可能です。
なお、商品撮影用のアプリは、無料のものがたくさんあります。無料のアプリでも編集機能は充実しているので、まずは気になるものを試してみましょう。

画素数の高いスマホを選ぶ

スマホのカメラ機能は年々向上しています。デジタル一眼レフカメラと同程度のクオリティで撮影できるスマホも増えてきているので、絞りやISO感度を調整することでより良い写真に仕上げることができるでしょう。
どのスマホで撮影するか迷ったときは、画素数の高いものをおすすめします。画素数が高いと拡大しても美しい鮮明な写真を撮影することができ、対象物をより魅力的に見せることができるでしょう。また、新しい機種のほうがカメラ機能も優れていることが多いので、同じ画素数でもより美しい写真に仕上がります。

商品撮影時の注意点!物撮りの失敗例5選


ECサイト向けの物撮りは、より一層慎重に行う必要があります。どのような写真を撮影するかによって売上が変わるので、丁寧に物撮りを進めていきましょう。より良い写真を撮影するためにも、失敗例を知っておくことが大切です。よくある失敗例としては、次の5つを挙げられるでしょう。

  1. ピントがずれる
  2. 手ぶれする
  3. 商品に影が入って暗く写る
  4. 見せたい部分が伝わりにくい
  5. シズル感のない食品

それぞれどのような写真なのか、また、失敗を避けるために何ができるのか解説します。

1.ピントがずれる

物撮りは対象物にピントが合っていなくてはいけません。しかし、背景やスタイリングに使用する小物などにピントが合ってしまい、対象物がぼやけてしまうことがあります。
オートフォーカス機能がついているカメラを使用するときはピントがずれることはあまりありませんが、対象物を認識しない可能性もあるので注意が必要です。特に光の量が少ないときやコントラストが低いときは、ピントがずれやすくなります。
また、接写するときも、光が入りにくくなり対象物がぼやけやすくなるでしょう。
デジタルカメラを使用するときは、フォーカスロック機能を活用することで、ピントをずれにくくすることが可能です。フォーカスロック機能は、対象物に画面を合わせてシャッターボタンを半押しにすることで作用します。半押しの状態のままカメラとの距離を調整し、ベストの位置でシャッターを切りましょう。

2.手ぶれする

シャッターを切るときに手がぶれてしまうと、背景は明瞭に写るものの被写体のみピントがぼやけてしまうことがあります。これは手ぶれと呼ばれ、動いている対象物を撮影するときにしばしば見られる現象です。
商品などの動かないものを撮影するときも、シャッタースピードが遅いときは起こりやすくなります。特に軽量で小型のカメラを使って撮影するときは、手ぶれが起こりやすいので注意が必要です。
手ぶれを防ぐには、絞りの数字を小さくする、あるいはISO感度を上げます。いずれもシャッタースピードが速くなるので、対象物がずれにくくなるでしょう。また、手がぶれないように脇をしっかりと締めること、三脚を使うことなどでも、手ぶれを回避できます。

3.商品に影が入って暗く写る

対象物を明るく照らすと細部まで明瞭に見えるようになるので、ECサイト向きの写真に仕上がります。しかし、光が強くなるとその分、影が濃くなり、暗い部分が生じやすくなるので注意が必要です。また、全体的に対象物が白っぽく仕上がるため、本来の色が表現できない可能性もあるでしょう。
自然光は光の強さを調整できないので、難しいときはLEDなどの人工光を使うようにします。また、レースのカーテンを通す、窓から少し離れるなどの工夫をすることで、強すぎる自然光を調整しましょう。
ただし、スタイリッシュな雰囲気に仕上げるためにあえて影を入れる場合は別です。光を強めにしてコントラストがくっきりと写るように仕上げましょう。

4.見せたい部分が伝わりにくい

商品をおしゃれに見せるために、背景色や小物のスタイリングにこだわることも物撮りの一つの手法です。
しかし、背景色が商品と合っていないときや、小物のほうが目立ってしまうときは、スタイリングがうまくいったとはいえません。見せたい部分が伝わるスタイリングになっているのか吟味し、お客様の心を動かす写真を撮影しましょう。

5.シズル感のない食品

食品を撮影するときは、シズル感を意識しましょう。シズル感とはおいしさが伝わる写真のことです。できたての熱々の様子、とろけるような柔らかさ、みずみずしい食感などが鮮明に伝わるように写真を撮影しましょう。

商品撮影・物撮りはプロに任せよう!


カメラやスマホがあれば、誰でも簡単に物撮りを行うことができます。しかし、お客様に購入したいと思わせる商品撮影は、誰にでも簡単に行えることではありません。
ピントのずれや手ぶれがない写真を撮影することはもちろんのこと、商品全体が明瞭にくっきりと写り、見せたい部分が伝わる写真であることが求められます。

商品撮影でお悩みのときは、ぜひEC・D2C 事業者様向けの物撮りサービスAirPhoto(エアフォト)にご相談ください。AirPhotoはECサイトの物撮りに関する豊富なノウハウを活かし、背景色や小物などにもこだわって訴求力の高い写真に仕上げます。お気軽にお問い合わせください。

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