ネットショップ(通販)の商品写真を撮影する方法!ジャンル別のコツも紹介
ネットショップの商品写真を撮影するには、押さえておきたいコツがあります。アパレルや小物などのジャンルに分けて撮影のコツをまとめたので、ぜひ参考にしてください。また、撮影に必要な機材や道具についても説明します。
目次
- ネットショップの商品撮影のポイント
- 【ジャンル別】ネットショップの商品撮影のコツ
- ネットショップの商品撮影におすすめのカメラ
- ネットショップの商品撮影に必要な機材
- より良い撮影を実現する道具
- 商品撮影をプロに任せるべき理由
- ネットショップの商品撮影はぜひご相談ください
ネットショップの商品撮影のポイント
ネットショップでは、ユーザーは写真を主な判断材料として商品を見極めます。そのため、商品撮影が売上を左右するといっても過言ではありません。
売上につながる良い写真を撮るためにも、ネットショップ向けの商品撮影の際には次のポイントに注意しましょう。
- 主役が一目でわかるように撮影する
- 色・デザインのバリエーションはすべて撮影する
- 構図にこだわる
- 光を適切にコントロールする
- 撮影後の編集作業は必須
それぞれのポイントについて説明します。
主役が一目でわかるように撮影する
商品写真は、商品が主役です。モデルや小物などを合わせて撮影するときでも、何が主役か一目でわかるように撮影しましょう。
朝もやの中にあるようなぼんやりとした写真や、おしゃれさや芸術性などを追求した写真は、商品写真にはふさわしくない可能性があります。あくまでも写真の主役は「販売したい商品」であることを意識し、色味や質感などがしっかりと伝わることを重視しましょう。
色・デザインのバリエーションはすべて撮影する
商品写真は、ユーザーに商品の情報を正確に伝えることが大切です。また、ユーザーが知っておく必要がある情報をすべて伝えることも大切なポイントです。
商品に色やデザインなどのバリエーションがあるときは、すべて撮影しておきましょう。ただし、ネットショップの規定で掲載できる写真の枚数が少ないときは、1枚の写真に色・デザインのバリエーションをすべて含めてください。
構図にこだわる
商品写真は、ユーザーに必要な情報を伝えることが第一義です。しかし、実用的な写真だけではなく少し面白味がある写真も含めていないと、ユーザーが飽きてしまい、すべての写真を見てもらえない可能性があります。
ほとんどのネットショップでは、1つの商品につき数枚の写真を掲載できるようになっています。すべて中央に商品を置く「日の丸構図」だけでは面白味に欠けるので、次のような構図も採り入れ、見て楽しい写真に仕上げてください。
- 三分割構図:縦横2本ずつ線を均等に引き、4つの交点のいずれかに被写体を配置する
- 対角線構図:対角線を引き、線上のいずれかの部分に被写体を配置する
光を適切にコントロールする
光が強すぎると商品が白飛びしてしまい、本来の色味や質感、場合によっては形状も伝わらなくなることがあります。一方、光が弱すぎるときは、商品が暗く見えてしまい、本来の色味や質感が表現できません。
自然光で撮影する場合、常に理想的な光量とは限りません。光が弱すぎるときはストロボなどの撮影用照明、商品の一部に影が写り込んでいるときはレフ板、光が強すぎるときはディフューザーなどを活用して、適切にコントロールしましょう。
また、専門の機材がないときでも、レースのカーテンで強すぎる光を柔らかくしたり、デスクスタンドを撮影用照明の代わりにしたりすることもできます。光の強さ・角度で写真の印象は大きく変わるので、色々試してベストの商品写真に仕上げましょう。
照明についてはこちらの記事も合わせてご覧ください
撮影後の編集作業は必須
ネットショップに掲載する商品写真は、撮影後の編集作業が不可欠です。主に次の3つのポイントに注目して、編集作業を行いましょう。
- 画像サイズ
- 余白の切り取り
- 色補正
画像サイズはすべての商品で統一しましょう。サイズを揃えることで、ウェブサイトの見やすさが向上します。
また、余白が大きめになるように撮影し、撮影後に適度に切り取ることもポイントです。撮影後に余白を切り取ると、商品以外の余計なものを省けるだけでなく、商品のサイズ感も揃えることができます。
色補正も必須です。自然光で撮影した場合でも、商品そのものの色が表現できないことがあります。また、実物とあまりにも違う色味に仕上がってしまうと、返品率が高くなるので注意が必要です。商品そのものと変わらない範囲で魅力的に見える色に補正しておきましょう。
レタッチ・画像加工のテクニックについてはこちらの記事をご覧ください
【ジャンル別】ネットショップの商品撮影のコツ
ネットショップの商品撮影は、商品の魅力を引き出し、ユーザーの購買意欲を高めることを目目的として行います。ただし、商品の魅力の引き出し方は、商品のジャンルによって異なります。ネットショップで販売することが多いジャンル別に、撮影のコツを見ていきましょう。
アクセサリー
アクセサリーの商品写真は、質感が伝わるように撮影しましょう。鏡面仕上げやクリスタルなどはツヤ感が伝わるようにすると、ユーザーに訴えかける写真に仕上がります。
ただし、鏡面仕上げやクリスタルのアクセサリーは、表面に撮影者や照明、周囲の小物などが写り込みやすいので注意しましょう。撮影後に編集して消す方法もありますが、高い位置に商品と同系色の紙などをかざすのも1つの方法です。紙がアクセサリーの表面に写り込むため、余計なものが写っていないように見えます。
また、アクセサリーは、複数の角度や部分を撮影すると、ユーザーが知りたい情報を網羅しやすくなります。正面からの写真だけでなく、凝ったデザインの部分を拡大した写真、留め具やブランドロゴの部分なども撮影しておきましょう。
サイズ感を伝えるために、モデルや小物と合わせた写真も必要です。商品情報を文章で記載する場所にcmでサイズを記載しておくことも必要ですが、それだけではユーザーは着用イメージをつかむことができません。モデルが着用した写真、スマートフォンなどの身近なものと比較した写真も1枚撮影し、掲載しておきましょう。
生活小物
生活小物の写真は、商品の全体が分かる写真だけでなく、使用している様子が分かる写真も撮影するようにしましょう。例えば、マグカップなら、単体の写真だけでなくドリンクを注いだ状態の写真も撮影します。
生活小物はライフスタイルを演出する役割も果たします。ユーザーが「このマグカップを買えば、お洒落な生活を実現できる」と思えるように、お洒落な小物やスタイリッシュな部屋とスタイリングして撮影しましょう。
また、機能性の高さを特徴とする生活小物は、使用方法や機能が分かる写真が必要です。写真だけでは十分に表現できないときは文章とも組み合わせ、ユーザーが「これを買えば生活が便利になる」と思えるような写真に仕上げましょう。
アパレル
アパレルもイメージが大切です。どのようなコンセプトで作られた商品なのかを正確に把握し、写真で表現する必要があります。
例えば、ジャケット1つとっても、オフィス向けのシャープな印象のものもあれば、通学やデート向けのかわいい印象のものもあります。ジャケットのイメージやブランドイメージを膨らませ、世界観を表現するようにコーディネートしましょう。
平置きあるいはハンガーにかけた状態での写真も必要ですが、モデルが着用した写真もあると、サイズ感やコーディネート例、商品の世界観がより伝わりやすくなります。商品コンセプトとブランドターゲットに合うモデルを選び、ユーザーが求める情報を提供しましょう。
モデル撮影が難しいときは、スタッフでも問題ありません。スタッフの体型(やせ型、標準など)と身長などを記載しておくと、よりユーザーに役立つ情報を提供できます。
アパレルの撮影についてはこちらをご覧ください
食品
食品の写真を撮影するときは、美味しそうに見えることが大切です。フルーツであればみずみずしさや新鮮さ、ジュースやビールなどならグラスに水滴がついていると冷えているイメージを表現すると、より美味しそうに見えるでしょう。
できたての美味しさを「シズル感」という言葉で表現することがあります。例えば、ハンバーグステーキなら肉汁があふれる感じ、フルーツなら切り分けた直後の感じを指し、ユーザーの購買意欲を刺激する言葉として使われます。
また、食べるシチュエーションの写真も必要です。ケーキやマカロンなどの洋菓子なら、お洒落なお皿に盛り付け、紅茶の入ったティーカップとスタイリングすると、ユーザーの食欲と購買意欲を引き立てやすくなります。
食品は半逆光(斜め後ろから光があたった状態)にすると、より美味しそうに見えることが多いです。美味しそうな写真が撮影できないときは、光をあてる方向を変えてみましょう。
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ネットショップの商品撮影におすすめのカメラ
スマートフォンのカメラ機能も日々向上していますが、ネットショップに掲載する商品写真はできればデジタルカメラで撮影するようにしましょう。商品写真はユーザーが購入するかどうかを決定する重要な要素となるため、鮮明かつ表現力の高いデジタルカメラを準備しておきます。
ミラーレス一眼か一眼レフカメラがおすすめ
コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)でも問題ありませんが、商品撮影に慣れてくると、機能や性能に物足りなさを感じる可能性があります。商品撮影用に新しくカメラを購入するのであれば、ミラーレス一眼カメラか一眼レフカメラがおすすめです。それぞれの違いについては、以下をご覧ください。
カメラの種類:ミラーレス一眼カメラ
大きさ・重さ:コンパクトで軽量
ファインダー機能:レンズが捉えた景色を映像に変換してモニターやファインダーに投影
機能性:軽量化を実現するため、機能が少ないものが多い
カメラの種類:一眼レフカメラ
大きさ・重さ:大きく重い
ファインダー機能:レンズが捉えた景色を反射させ、そのままモニターやファインダーに投影
機能性:防水性やグリップなど多機能なものが多い
※なお、ミラーレス一眼カメラは一眼レフカメラと比べるとシンプルな機能しかついていない傾向にありますが、最近では一眼レフカメラとも劣らないものも多数発売されているので、あくまでも全体的な傾向を紹介します。
カメラが重いと撮影が長引くときは負担に感じます。軽快な撮影を目指すのであれば、ミラーレス一眼カメラのほうが良いでしょう。
一方、一眼レフカメラは景色をそのままモニターやファインダーに投影するため、撮影した写真がイメージどおりになりやすいというメリットがあります。撮り直しが少なく、比較的短時間で商品撮影を終えられます。
マクロレンズも検討しよう
カメラだけでなくレンズにも注目してみましょう。ズームレンズがあると離れた場所から撮影しても、歪みが生じにくく、商品のサイズ感やフォルムなどを正確にユーザーに伝えることができます。
また、マクロレンズの購入も検討してみましょう。特にアクセサリーやジュエリーなどの小物を撮影するときは、マクロレンズがあると近づいて撮影しても歪みが生じにくく、サイズ感も正確に表現できます。
ただし、マクロレンズを使って撮影するときは手ぶれ補正の効果が弱くなるため、三脚を使い、カメラを固定してから撮影するようにしましょう。
ネットショップの商品撮影に必要な機材
カメラとレンズさえあれば、商品撮影は可能です。しかし、それだけではユーザーを惹きつける魅力的な商品写真は撮影できません。少なくとも次の機材は準備しておきましょう。
- 照明
- レフ板
- 三脚
それぞれの機材がなぜ必要か、また、選び方について解説します。
照明
商品の自然な魅力を引き出すには、自然光がベストです。しかし、自然光だけで撮影するときも、光量が弱いときや商品に影ができてしまうときは、照明(人工光)と組み合わせることで自然かつ魅力的に見せることができます。
撮影用の照明器具でも良いですが、小物などの撮影であればデスクライトで十分です。ただし、ランプの色に注意が必要です。デスクライトには昼光色のランプがついていることが多いですが、昼光色では商品が実際よりも青白く見えてしまいます。
また、電球色も実際よりもオレンジがかって見えるのでNGです。ナチュラルな色味の昼白色にランプを変え、商品の色を正確に表現できるようにしておきましょう。
テーブルの上だけで撮影できないようなサイズのもの、例えば、衣類や家具などの写真を撮影するときは、デスクライトでは不十分です。広い範囲を均一な明るさに照らせる撮影用の照明器具を購入し、商品を魅力的に写しましょう。
レフ板
光が足りないときは、照明を強くして調整します。しかし、あまり照明を強くするとコントラストが強くなり、写真内に影が生まれてしまいます。商品の魅力が伝わりにくくなるだけでなく、色味や質感が正確に表現できなくなるので注意が必要です。
光を均一に商品にあてるためには、レフ板を使用しましょう。レフ板とは光を反射する白い板のことで、商品が全体的に明るくなるだけでなく、商品内に影が出にくくなります。
レフ板がないときは、白い模造紙などでも代用できます。ただし、紙にシワや折り目があるとしっかりと光を反射できず、期待するような効果が得られないこともあるので注意しましょう。
三脚
手ぶれを防ぐためにも、三脚が必要です。また、商品ごとの写真サイズを合わせておくと、よりネットショップの見た目が良くなるため、商品とカメラの距離を一定にするためにも三脚を用意しておきましょう。
三脚は固定台として活用できるので、カメラ以外にも、レフ板や照明、背景紙などを固定する際に利用できます。安価なものもあるので、いくつか買っておくと商品撮影がしやすくなります。
なお、三脚はサイズごとに使い分けることがおすすめです。汎用性が高いのは中型三脚ですが、商品のサイズや撮影方法に合わせていくつか準備しておくと、撮影をよりスムーズに進められます。
三脚の種類
①卓上三脚
特徴:軽くてコンパクト。卓上で使用できる
適した場面:料理写真、小物撮影、マクロ撮影
②小型三脚
特徴:軽い。卓上三脚よりは脚部が長い
適した場面:記念写真、長時間撮影、スナップ写真
③中型三脚
特徴:重量があり安定性が高い
適した場面:マクロ撮影、屋外での撮影
④大型三脚
特徴:重量があり剛性が強い。プロ用
適した場面:風景撮影、夜景撮影、望遠撮影
商品撮影に必要な3つの機材とは?物撮りのコツもわかりやすく解説
より良い撮影を実現する道具
照明とレフ板、三脚があれば、ある程度クオリティの高い商品撮影を実現できます。しかし、他のネットショップと比較すると、まだクオリティが十分ではないと感じることがあるかもしれません。
- 背景紙
- ディフューザー
- 撮影ボックス
それぞれの道具で得られる効果や選び方について解説します。
背景紙
商品の色味や質感をより分かりやすく表現するためには、背景を単一色で統一しておくことが必要です。特に白背景は不可欠です。インターネットショッピングモールでネットショップを開く場合は、白背景の商品写真を指定されることもあるので、準備しておきましょう。
模造紙などの混じりけのない白い背景紙であれば、大抵の小物の撮影に利用できます。また、白い紙が数枚あるとレフ板としても活用できるので、光を分散させたいときにも便利です。
高級感を演出したいときには、黒背景もあると良いでしょう。また、白い商品を撮影するときには白背景では溶け込んでしまうので、黒などの別の色の背景紙も準備しておく必要があります。
商品によってイメージを変えたいときは、単一色の背景紙だけでなく、マーブル模様や英字プリント、木目調プリントなどのデザインのあるものも活用できます。また、紙だけでなく布や木などの素材もあると、商品の世界観を演出しやすくなるでしょう。
ディフューザー
ディフューザーとは、光を柔らかくするために使う道具です。直接商品に光をあてると、光が強すぎて色味や質感が分かりにくくなることがありますが、ディフューザーを用いて光を柔らかくすると、適度なコントラストの写真に仕上がります。
ディフューザーを光源の近くに置くと光は強くなり、反対に光源から遠ざけると光の柔らかさが増します。光の強さや商品の大きさなどによって、ディフューザーの位置を変えて光の強さを調整しましょう。
ディフューザーは、トレーシングペーパーやレースのカーテンでも代用できます。光源にトレーシングペーパーやレースのカーテンを取り付けると、光の強さが和らぎ、適度な明るさの写真に仕上がります。
撮影ボックス
撮影ボックスとは、小物を撮影するときに用いる箱のことです。内部に専用の照明を取り付け、箱の内側に白い紙やウレタンボードなどを貼り付けるだけで手作りすることができます。
折り畳み式の小型の撮影ボックスなら安価に入手できるので、手作りするのが面倒な方にもおすすめです。撮影ボックスを使って小物を撮影すると、光が均一にあたるだけでなく、商品自体にカメラや周辺機器の写り込みを減らせるというメリットがあります。
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撮影実績紹介
イオス コーポレーション様
クライアント:イオス コーポレーション
撮影内容:基礎化粧品
コメント:洗練されたパッケージの印象を崩さぬようシンプルな背景を選び、ラインナップを見せるスタイリングで撮影
みどり製菓株式会社様
クライアント:みどり製菓株式会社様
撮影内容:スイーツ
コメント:ストロボを上から当てて影が不自然に出ないように調整し、レフ板を置くことで強くでる影を和らげながら光が回るよう撮影
calm様
クライアント:calm
撮影内容:ファッションアイテム
コメント:男性用アパレルのクリスマスギフトを大人シックなスタイリングで撮影
WAPAN株式会社様
クライアント:calm
撮影内容:オーディオスピーカー
コメント:雑誌やオンライン広告用にリビングに置いたスタイリング写真
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商品撮影をプロに任せるべき理由
人気の高いネットショップを見ると、思わず買いたくなるような魅力的な商品写真が多数掲載されています。時間をかけて機材にこだわって撮影しても、「まだまだこれでは訴求力が弱い」と不満を覚えるかもしれません。
簡単に良い写真を撮影しようと思えば、やはり良いカメラ、良い機材、撮影ボックスやスタジオなどの撮影環境などが必要になります。しかし、こだわりすぎると費用がかさみ、利益が減ってしまうことがあります。
次のようなときには、プロに任せることも検討してみましょう。商品撮影を専門とする撮影会社であれば、ネットショップに適した写真に仕上げてもらえます。
- ネットショップ開設時
- 商品のバリエーション(SKU)が多い
- 商品の特徴を効果的に伝えたい
- 撮影環境や機材が整っていない
- 撮影後の編集・加工も含めて依頼できる
ネットショップ開設時は、一度にまとめて商品撮影を行う必要があるため、こだわって撮影していると時間が足りません。そのようなときもプロに依頼することを検討してみましょう。商品写真のプロならハイクオリティな写真を短時間で撮影できるので、効率良く写真を準備できます。
ネットショップ開設時
ネットショップの開設時には、一度に大量の商品を撮影する必要があります。商品数が多い場合や、バリエーションが多岐にわたる場合には、非常に大きな時間と費用の負担となります。商品を一つ一つ丁寧に撮影していると、他の業務に支障をきたしてしまい、サイトのオープンが遅れる可能性も出てきます。
このような場合、プロの撮影会社に商品撮影を依頼することで、高品質な写真を大量に準備することが可能です。プロのカメラマンは機材やスタジオが揃っているので、効率的に商品を撮影し、納期に間に合うようスピーディに対応するノウハウを持っています。そのため、ネットショップ開設時にはプロに依頼することで、時間と労力を節約し、効率的に準備を進めることができます。
商品のバリエーション(SKU)が多い
色違いやサイズ違いなど、バリエーションが多い商品が存在します。これらのバリエーションごとに写真を撮影するのは非常に手間がかかる作業です。また、すべての写真に一貫性を持たせることも重要であり、アングルやライティング、構図が異なると、顧客に不統一な印象を与えることになります。
プロの撮影会社に依頼することで、商品のバリエーションに合わせた一貫性のある写真を効率的に撮影してもらうことができます。例えば、すべてのバリエーションで同じ角度から撮影し、ライティングを統一することで、顧客に統一感のある商品写真を提供することが可能です。統一感を出すことは、ブランディングの観点からも重要となります。
商品の特徴を効果的に伝えたい
商品の魅力を効果的に伝えるためには、その商品の使用シーンを想像させるような写真や、商品のディテールを強調する写真が必要です。これには、商品の特性を理解した上で、それに合わせたライティングや構図を工夫する必要があります。
例えば、質感がしっかり伝わるように影の使い方を工夫する必要がありますし、透明な商品であれば、透過感が美しく表現されるように撮影する必要があります。これらを自社で行うのは技術的に難しいことが多く、商品の特性を十分に引き出せないまま写真を掲載してしまうと、結果的に売上とブランディングに悪影響を与える可能性もあります。
プロの撮影会社は、商品の特性に応じた撮影方法を熟知しており、使用シーンを効果的に表現したり、商品の細部まで丁寧に撮影することができます。顧客に商品の価値を的確に伝え、購買を促進する写真に仕上げるためには、プロに任せるのが最適です。
撮影環境や機材が整っていない
高品質な商品写真を撮影するには、適切な撮影環境と機材が必要です。自然光をうまく使える環境がなかったり、適切な照明機材がなければ、写真のクオリティが低下してしまいます。これらの機材を自社で揃えるとなると、初期費用がかさみ、特に小規模のビジネスにとっては大きな負担となります。
プロの撮影会社は、撮影するスタジオの環境や機材を備えており、自社で機材を購入する必要がなく、初期投資を抑えながら高品質な写真を手に入れることができます。また、撮影環境が整っていることで、商品の色味や質感を忠実に再現し、顧客に正確な情報を伝えることが可能になります。
撮影後の編集・加工も含めて依頼できる
撮影した写真をそのまま使うのではなく、画像編集や加工を行うことで、商品の魅力をさらに引き出すことができます。例えば、背景を白に統一したり、色味を補正したり、不要な部分を除去するなどの編集作業は、商品写真のクオリティを大きく向上させます。
多くの撮影会社は、撮影後の画像編集サービスも提供しており、プロの手による丁寧な編集が施された画像に仕上げることができます。近年では、自社のショップだけではなく、通販モールへの出店も増えているため、Amazonや楽天市場といったモールの規定に合わせた依頼をすることができます。
AirPhotoでは、ネットショップ向けの訴求力の高い商品写真を承っております。モデルの手配や撮影にも対応しているので、アパレル関係の商品もぜひお任せください。
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お急ぎの場合はこちら:03-6824-2695
ネットショップの商品撮影はぜひご相談ください
ネットショップの売上は、商品写真にかかっています。商品の魅力を引き出す写真を撮影すること、そして、ユーザーが求める情報を伝える写真に仕上げることは、ネットショップの売上増に不可欠な要素です。
訴求力の高い写真は、カメラやレンズ、レフ板などの機材にこだわることでも実現できます。しかし、機材をそろえても使いこなせるとは限らず、思うような効果が得られないこともあるので注意が必要です。
ネットショップ向けの商品撮影は、ぜひAirPhotoにご相談ください。お客様のご希望を叶える魅力的な写真に仕上げます。
撮影FAQ
AirPhotoとはどんなサービスですか?どうやって使ったらいいですか?
AirPhotoは、ブランドの世界観を表す商品写真撮影を専門とした「バーチャル・スタジオ」です。撮影には世界のどこからでもオンラインで参加可能です。D2C/EC事業者様・広告代理店様向けに、ハイクオリティの写真をリーズナブルに速く撮影します。
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全国どこからでも申し込み可能ですか?
はい、可能です。
弊社のスタジオに撮影対象商品をご発送いただければ、日本全国どこからでもお申し込み可能です。
撮影予算が決まっているのですが、その予算内で撮影の相談をすることは可能でしょうか?
はい、ご予算に合わせてご提案させていただきます。
詳しくはお問い合わせください。
撮影には立ち合えますか?
原則としてオンライン(zoom)での立ち合いが可能です。
スタジオにいらして現地での立ち合いをご希望の場合は、料金体系が時間制に変化します。詳しくは料金体系をご参照ください。
その他、AirPhotoの撮影に関する質問と回答を以下のページにまとめました。
ぜひ撮影の参考にしてください。
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