写真撮影をプロに依頼する料金相場は?費用の決まり方・見積もりの流れを解説
ECサイトやカタログなどの商品写真をプロのカメラマンへ依頼するとき、「どのくらいの料金がかかるのか」「見積もりには何が含まれるのか」が気になる方も多いでしょう。
写真撮影の料金は、単純なカット数だけではなく、
- 撮影時間
- 商品点数
- カット数
- 撮影場所
- スタイリング
- モデル
- レタッチ
などによって変わります。
本記事では、プロカメラマンへ写真撮影を依頼する場合の料金相場や、費用が決まる仕組み、見積もりを取る際に確認したいポイントについて解説します。
目次
- プロカメラマンの写真撮影料金が決まる仕組み
- 商品撮影をプロに依頼する料金相場
- 撮影料金以外に発生する可能性がある費用
- 写真撮影の見積もりを取る流れ
- 見積書で確認したいポイント
- 撮影会社とフリーランスで料金は違う?
- 撮影会社・カメラマンを料金だけで選ばない
- 写真撮影の料金に関するよくある質問
- 写真撮影は内容を整理してから見積もりを取ろう
プロカメラマンの写真撮影料金が決まる仕組み

プロへ写真撮影を依頼するときの料金体系は、撮影会社やカメラマンによって異なります。
代表的なのは、
- 撮影時間で決まる
- カット数で決まる
- 商品点数で決まる
- 撮影内容ごとに見積もる
といった方法です。
また、基本撮影料以外にスタジオ、モデル、スタイリング、レタッチなどの料金が加わる場合もあります。
撮影時間
一定時間カメラマンを確保し、その時間内で撮影する料金体系です。
例えば、
2時間
半日
1日
などの単位で料金が設定されます。
モデル撮影、スタイリングを伴う撮影、複数の商品をまとめて撮影する場合などに採用されることがあります。
時間制の場合は、
- 撮影時間に準備時間を含むか
- 時間内に何カット程度撮影できるか
- 延長料金
- レタッチの有無
などを確認しておきましょう。
カット数
納品する写真の枚数によって料金が決まる方法です。
例えば、
1カット○円
という形式です。
商品単体の撮影などでは、必要なカット数を決めやすいため、この料金体系が採用されることがあります。
ただし、同じ「1カット」でも、
- 撮影のみ
- 明るさ・色味の補正込み
- 背景白抜き込み
- 商品レタッチ込み
など、含まれる作業は撮影会社によって異なります。
カット単価だけを比較せず、料金に何が含まれているのかを確認しましょう。
商品点数
撮影する商品数によって料金が変わる場合もあります。
例えば、
5商品
10商品
20商品
など、商品点数が増えるほど撮影時間や作業量も増えるため、料金が変わります。
色違いやサイズ違いの商品を1商品として数えるのか、それぞれ別の商品として数えるのかも確認しておくと安心です。
撮影場所
撮影場所によっても料金は変わります。
カメラマンに指定場所へ来てもらう場合は、
- 出張費
- 交通費
- 機材運搬費
などが必要になる場合があります。
一方、撮影会社のスタジオへ商品を送って撮影する場合は、商品の送料や返送料を確認します。
レンタルスタジオやハウススタジオを利用する場合は、別途スタジオ料金が発生することもあります。
商品撮影をプロに依頼する料金相場

写真撮影は依頼内容による差が大きいため、「商品撮影なら必ず○万円」と一律に判断することはできません。
商品点数ごとの料金相場
一つの参考として、ミツモアが掲載している商品撮影・物撮りの料金情報では、商品点数ごとの料金目安が次のように示されています。
5品以下の場合
- 出張撮影:15,000~25,000円
- 商品預かり撮影:15,000~22,000円
6~10品の場合
- 出張撮影:23,750~35,000円
- 商品預かり撮影:23,000~35,000円
11~20品の場合
- 出張撮影:40,500~55,000円
- 商品預かり撮影:40,500~55,000円
※撮影内容、地域、日程、事業者などによって料金は異なります。
この数字はあくまで一つの参考です。
例えば同じ5商品でも、
白背景で商品単体を撮影する
場合と、
スタイリストが小物を用意し、ブランドイメージを作り込んで撮影する
場合では必要な作業が異なるため、料金も変わります。
そのため、実際に依頼する際は必要な撮影内容を伝えて見積もりを取りましょう。
商品撮影代行そのものの料金やサービス内容についてはこちらでも詳しく解説しています。
商品撮影代行とは?料金相場・依頼の流れ・選び方
撮影料金以外に発生する可能性がある費用

写真撮影では、基本料金とは別に費用が発生する場合があります。
代表的なのは、
- スタジオ料金
- 出張費・交通費
- モデル料金
- スタイリスト料金
- ヘアメイク料金
- 小道具・背景などの購入費
- レタッチ料金
- 合成加工料金
- 商品発送・返送料
- 特急対応料金
などです。
スタイリング料金
商品の周囲へ小物を配置したり、背景を作り込んだりする場合は、スタイリング料金が発生することがあります。
単純な商品単体写真とは必要な準備や撮影時間が異なるためです。
モデル料金
アパレル、アクセサリー、化粧品などでモデルを使用する場合は、撮影料金とは別にモデル手配料が必要になることがあります。
モデルによって料金や使用条件も異なるため、
- Webサイト
- SNS
- 広告
- カタログ
など、写真をどこで使用するのかも事前に伝えましょう。
レタッチ料金
撮影後の明るさや色味の調整が基本料金に含まれる場合もあれば、別料金の場合もあります。
さらに、
- 商品の傷を消す
- バーコードを消す
- 背景を切り抜く
- 合成する
- モデルの肌を修正する
などは追加料金になることがあります。
どこまでが基本料金に含まれているかを確認しましょう。
写真撮影の見積もりを取る流れ

正確な見積もりを取るためには、依頼内容をある程度整理してから問い合わせることが重要です。
一般的には次のように進めます。
- 撮影する商品・使用目的を決める
- 必要なカット数を決める
- 撮影内容やスタイリングの有無を整理する
- 希望納期を決める
- 見積もりを依頼する
- 見積書の内容を確認する
- 撮影内容を確定する
1.撮影する商品・使用目的を決める
最初に、
- 何を撮影するのか
- 何点撮影するのか
- 写真をどこで使うのか
を整理します。
例えば、
ECサイトの商品ページで使用する
Instagramと広告でも使用する
など、複数の用途がある場合は事前に伝えましょう。
2.必要なカット数を決める
商品ごとに必要な写真を整理します。
例えば、
- 正面
- 背面
- 側面
- ディテール
- 使用イメージ
- スタイリング
などです。
「20カット欲しい」という情報だけではなく、どのような20カットが必要なのかを決めておくと見積もりが取りやすくなります。
3.スタイリングやレタッチの有無を決める
商品を単体で撮影するのか、小物や背景を使用してスタイリングするのかによって料金は変わります。
モデルや特殊なレタッチが必要な場合も事前に伝えましょう。
4.希望納期を伝える
ECサイトの公開日や広告開始日などが決まっている場合は、希望納期を伝えます。
急ぎの場合は追加料金が必要になることもあるため、できるだけ余裕を持って依頼しましょう。
商品撮影を外注する具体的な準備・進め方については以下の記事で詳しく解説しています。
商品撮影を外注する流れ・準備を見る
見積書で確認したいポイント

見積書が届いたら、合計金額だけではなく内訳を確認します。
特に確認したいのは、
- 撮影料金に含まれるカット数
- スタイリング料金
- スタジオ料金
- モデル料金
- レタッチ料金
- 出張・交通費
- 商品返送料
- 修正・再撮影の条件
- 追加料金が発生する条件
- 納品形式
- 納期
です。
「基本料金に何が含まれるか」を確認する
同じ料金でも、含まれるサービスが異なれば実際の総額は変わります。
例えば、
A社:撮影5,000円+レタッチ2,000円
B社:撮影7,000円で基本補正込み
であれば、表示されている撮影料金だけでは比較できません。
最終的に必要になる作業まで含めた総額で確認しましょう。
修正・再撮影の条件を確認する
納品後のレタッチ修正や、撮影イメージが異なった場合の再撮影についても確認しておきます。
会社によって、
- 無料で対応できる範囲
- 修正回数
- 再撮影の条件
が異なります。
撮影会社とフリーランスで料金は違う?
撮影会社とフリーランスでは料金体系が異なる場合がありますが、
フリーランスだから安い
撮影会社だから高い
と一概にはいえません。
フリーランスでも経験や実績、撮影内容によって料金は異なります。
撮影会社でも、商品を送って撮影するサービスやカット単価制など、さまざまな料金体系があります。
料金だけではなく、
- 得意な撮影ジャンル
- 撮影実績
- 写真のテイスト
- スタイリングへの対応
- モデル手配
- レタッチ
- 納期
- 撮影体制
などを確認して選びましょう。
複数の撮影会社を比較したい場合はこちらをご覧ください。
商品撮影代行会社を比較する
撮影会社・カメラマンを料金だけで選ばない

写真撮影を依頼するときは、料金とあわせて撮影実績も確認しましょう。
自分の商品に近い実績を確認する
例えば商品撮影でも、
- 化粧品
- 食品
- アパレル
- ジュエリー
- 家具
など、商品によって必要な撮影技術は異なります。
依頼したい商品に近い実績があるか確認すると、完成イメージを判断しやすくなります。
写真のテイストを確認する
同じ商品でも、
- シンプル
- 高級感
- ナチュラル
- カラフル
- モダン
など、写真の表現は異なります。
過去の撮影実績から、希望するブランドイメージと合っているか確認しましょう。
対応範囲を確認する
撮影だけではなく、
- スタイリング
- モデル手配
- レタッチ
- 動画
- オンラインでの撮影確認
などが必要な場合は、対応できるかを確認します。
写真撮影の料金に関するよくある質問
商品撮影の料金はいくらくらいですか?
撮影する商品数やカット数、スタイリング、モデル、撮影場所などによって異なります。
全国の一例では、商品5品以下の撮影について、出張撮影15,000~25,000円、商品預かり撮影15,000~22,000円という見積もりデータがあります。
ただし、撮影内容によって料金は大きく変わるため、実際の依頼内容で見積もりを取ることが重要です。
1カットいくらで撮影できますか?
カット単価制を採用している撮影サービスもありますが、料金は撮影内容によって異なります。
単純な商品撮影と、スタイリングやモデルを使った撮影では必要な作業が異なるため、「商品撮影は1カット○円」と一律には判断できません。
見積もりを取るには何を伝えればいいですか?
最低限、
- 商品の種類
- 商品点数
- 希望カット数
- 使用用途
- 撮影内容
- 希望納期
を伝えるとスムーズです。
参考画像があれば一緒に共有すると完成イメージを伝えやすくなります。
レタッチ料金は撮影料金に含まれますか?
撮影会社によって異なります。
基本的な明るさ・色味の補正が含まれている場合もありますが、切り抜き、商品修正、合成などは別料金になることがあります。
依頼前に確認しましょう。
写真撮影は内容を整理してから見積もりを取ろう
写真撮影の料金は、
- 商品点数
- カット数
- 撮影時間
- 撮影場所
- スタイリング
- モデル
- レタッチ
などによって変わります。
そのため、料金だけを見て撮影会社を決めるのではなく、必要な写真と見積もりに含まれる内容を確認することが重要です。
商品撮影を依頼する前に、使用目的や必要なカット、納期などを整理したうえで見積もりを取りましょう。
AirPhotoでは、スタイリング写真は3スタイリングまで25,000円(税抜)、カット料金は1カット5,000円(税抜)です。また、時間制ではスタジオ撮影ショート(最長2時間)70,000円(税抜)~、ロング(最長4時間)100,000円(税抜)~、1DAY(最長8時間)175,000円(税抜)~となっています。基本的な明るさ・色味・トリミング・画角・画像サイズの調整はカット料金に含まれます。
AirPhotoの商品撮影サービス・料金を見る
AirPhotoの商品撮影実績を見る
お問い合わせはこちら
お急ぎの場合はこちら:03-6824-2695
著者情報
著者:AirPhoto編集部
AirPhotoは、商品の魅力やブランドの世界観を伝える商品写真の撮影を行う撮影チームです。
商品撮影・スタイリング・モデル撮影・動画撮影・レタッチなどの実務を通じて得た知見をもとに、ECや商品写真に関する情報を発信しています。
