プロカメラマンが教える商品撮影のテクニック

プロカメラマンが教える商品撮影のテクニック

通販サイトの運営に欠かせない商品写真。皆さまはどのように撮影をしていますか?
今回は商品撮影をする際のテクニックをプロカメラがお教えします。

機材の準備

商品撮影を行う際、最初に準備するのが機材です。
機材選びが写真の出来上がりを左右するといっても過言ではありません。

カメラ選び

商品撮影には、デジタル一眼レフカメラの選定が重要です。機能を理解した上でカメラを選びましょう。
・標準ズームレンズ:多くのデジタル一眼レフカメラには標準ズームレンズが付属しており、一般的な撮影が可能です。
・マクロレンズ:小さな商品や細部のクローズアップ撮影にはマクロレンズが適しています。これにより、細かいディテールを鮮明に捉えることができます。

テザーソフト

カメラをPCに接続し、撮影データを直接PCに転送しながら撮影できる機能。これにより、大画面で即座に画像を確認し、必要に応じて修正することができます。

ストロボ

強い光を放出し、被写体を明るく照らすことができます。特に、動きのある撮影環境に適しています。自然光では撮影できないシーンの撮影が可能。

三脚

安定した撮影を行うためには、しっかりとした三脚が必要です。重量があり、安定感のある三脚を選ぶことで、長時間の撮影でもカメラの揺れを防ぎます。

ディフューザー

ソフトボックスやトレーシングペーパーを活用することで、光の広がり方など光の調整をすることができます。

撮影スタジオ

照明の配置と調整も重要で、商品の形状や材質によって異なるアプローチが必要です。光沢のある表面を持つ商品は、反射を避けるために照明の角度を調整する必要があるのでスタジオが重要です。写り込みや外の光の影響を受けにくいスタジオ選びが重要です。

撮影イメージの決定

機材の準備がイメージを決定します。
撮影する前には、商品の特性を考慮した上で、どのような背景、照明、アングルが最適かを計画します。商品の色や形を生かし、その魅力を最大限に引き出す構成を考えましょう。

撮影

機材の準備、イメージが決定したらいよいよ撮影です。
撮影時には、以下の点に注意してください。
・ ISO感度:できるだけ低いISOを設定して、画質の劣化を避けます。
・シャッタースピード:ストロボを使用する場合、シャッタースピードをストロボの同調速度に合わせます。1/125が適切です。
・絞り:絞りを調整して、被写体のピントを合わせ、背景のボケ具合をコントロールします。商品の撮影に関しては、背景をぼかすよりもディティールをくっきり見せた方が良い為、絞りの数値は高くしましょう。

編集作業

撮影後の画像編集では、色調整、コントラストの調整、不要な要素の削除などを行います。
これらの編集を通じて、最終的な画像が商品を最も魅力的に見せる形になるよう努めます。

完成

完成した画像は、その用途に応じて適切なフォーマットで保存し、WEBサイトやカタログに使用します。高品質な画像は商品の魅力を引き立て、消費者の関心を引く重要な要素です。
以上のように、各ステップを詳細に理解し、適切な準備と実践を行うことで、効果的な商品撮影が可能となります。

この記事に書いてある商品撮影についてご不明なことがあればお気軽にご連絡ください。
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撮影はプロに依頼しよう

商品の撮影方法について解説いたしましたが、個人で機材の準備や撮影を行うことは、費用や技術面から現実的ではありません。
出来上がり写真のクオリティ、費用を考えると、商品撮影を行う際は、プロに依頼する方が良いでしょう!


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