外注で失敗しない撮影指示書(香盤表)の作り方
EC事業の運営やブランドの立ち上げにおいて、撮影のトラブルは、カメラマンの技術不足ではなく撮影指示書の不備から起こることがあります。
プロのフォトグラファーは、光を操り、商品を美しく撮る技術を持っています。しかし、その商品がターゲットにどう見られるべきか、サイトのどの位置で使われるのかという戦略までは、指示書なしには把握できません。
本記事では、撮影現場で売れる写真を引き出すための撮影指示書の作り方を解説します。
目次
撮影指示書があるとなぜ「失敗が減少するのか
指示書は単なる「メモ」ではなく、発注者と撮影チームを繋ぐ設計図です。
認識のズレをゼロにする
「明るい雰囲気で」という言葉一つとっても、爽やかな朝の光なのか、温かみのある電球の色なのか、人によって解釈は分かれます。指示書にリファレンス画像(参考写真)を添えることで、共通のゴールを明確にできます。
撮影の抜け漏れを防ぐ
実はこのロゴのアップが欲しかった、Instagram用の縦長素材が必要だったといった後出しの要望は、撮り直しの追加費用を発生させます。事前に必要なカットをリスト化しておくことで、1回の撮影で最大限の素材を回収できます。
撮影のタイパ(タイムパフォーマンス)が上がる
プロの現場では、ライティングを組む時間にもコスト(時間)を要します。指示書によって、似たライティングで撮れる商品をまとめておくことで、撮影効率が上がり、結果的にコスト削減に繋がります。
【項目別】プロが求める指示書の5要素
質の高い写真を引き出すために、以下の5項目を指示書に盛り込みましょう。
基本情報(サイズ・解像度・納品形式)
- アスペクト比:正方形(1:1)、縦長(4:5)、横長(16:9)など。
- 余白の指定:文字入れをする場所(コピースペース)を空けておく必要があるか。
- 解像度:Web用か、カタログやポスターなどの印刷用か。
構図とアングル(商品カット数)
- 正面・斜め・真上:どの角度から見た商品が最も売りに繋がるかを指定します。
- テクスチャー(寄り):素材の質感、縫製、成分表示など、拡大して見せたいポイントを明記します。
ライティングとトーン
- 光の質:柔らかい自然光風か、コントラストの強い都会的な光か。
- 背景:白抜き、色背景、あるいは特定の素材(大理石・木目・リネン)の使用。
スタイリングと小道具
- 演出:商品単体か、モデル(パーツモデル)の手を入れるか、あるいは使用シーンをイメージさせる小道具を添えるか。
- リファレンス画像:ネットで見つけた理想に近い画像を貼り付けるのが最も確実です。
香盤表
複数のモデルや多品目の商品を撮る場合は、時系列で誰が・いつ・どこで・何を撮るかをまとめたスケジュール表が必要になります。
撮影指示書の項目
EC担当者の皆様が今日から使える、標準的な撮影指示書の項目をまとめました。
商品撮影指示書 項目チェックリスト
- 案件名・納期:いつまでに、何用の撮影か
- 商品名・個数:撮影対象の正確なリスト
- 撮影場所:スタジオ、ロケ、それとも自社
- カットリスト:1商品につき何カット撮るか(正面、背面、ディテール等)
- 納品形態:背景白抜き、JPG/PNG/PSD等の指定
- 参考URL/画像: 競合ブランドや憧れの世界観のURL
指示書の手間を最小化する、AirPhotoのディレクション
忙しい担当者様のために、AirPhoto(エアフォト)では指示書作成の手間を削減する独自の仕組みを導入しています。
AirPhoto独自の「スタイリング診断」
AirPhotoでは、Web上で完結する独自のスタイリング診断を開発しました。
- いくつかの質問に答えるだけで、ブランドに最適な撮影トーンを可視化。
- 診断結果をもとに、AirPhotoの専門チームが構図やライティングをご提案。
プロのカメラマンが伴走することで、指示漏れやイメージのズレを未然に防ぎます。
指示書はブランドの可視化
撮影指示書を作る時間は、商品と向き合い、その魅力を再確認する時間でもあります。
次回の撮影を、これまでで最高の結果にしたいとお考えの担当者様は、まずはAirPhotoへの相談から始めてみませんか? あなたの理想を、私たちが写真をご提供します。
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撮影に関するFAQ
AirPhotoとはどんなサービスですか?どうやって使ったらいいですか?
AirPhotoは、ブランドの世界観を表す商品写真撮影を専門とした「バーチャル・スタジオ」です。撮影には世界のどこからでもオンラインで参加可能です。D2C/EC事業者様・広告代理店様向けに、ハイクオリティの写真をリーズナブルに速く撮影します。
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全国どこからでも申し込み可能ですか?
はい、可能です。
弊社のスタジオに撮影対象商品をご発送いただければ、日本全国どこからでもお申し込み可能です。
撮影予算が決まっているのですが、その予算内で撮影の相談をすることは可能でしょうか?
はい、ご予算に合わせてご提案させていただきます。
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撮影には立ち合えますか?
原則としてオンライン(zoom)での立ち合いが可能です。
スタジオにいらして現地での立ち合いをご希望の場合は、料金体系が時間制に変化します。詳しくは料金体系をご参照ください。
その他、AirPhotoの撮影に関する質問と回答を以下のページにまとめました。
ぜひ撮影の参考にしてください。
著者情報
著者: AirPhoto編集部
AirPhotoは商品の魅力を引き出すことに特化した撮影チームです。
撮影、ECに関する実践的なノウハウから、戦略策定まで独自の視点でコンテンツをお届けしています。

