商品撮影代行とは?料金相場・依頼の流れ・選び方をわかりやすく解説

商品撮影代行とは?料金相場・依頼の流れ・選び方をわかりやすく解説

ECサイトや通販では、購入前に商品を実際に手に取ることができないため、商品写真はサイズや形、色、質感、使用イメージなどを伝える重要な情報です。
しかし、自社で商品撮影を行う場合は、カメラだけでなく照明や背景、撮影スペースを用意し、商品ごとにライティングや構図を調整する必要があります。
こうした撮影業務を専門のカメラマンや撮影会社に任せられるのが「商品撮影代行」です。
本記事では、商品撮影代行の料金相場や依頼できる撮影内容、発注から納品までの流れ、撮影会社を選ぶポイントについて解説します。
実際の商品撮影サービス「AirPhoto」の料金や撮影事例も紹介しますので、商品撮影を外注する際の参考にしてください。

目次

商品撮影代行とは?
商品撮影代行の料金相場
商品撮影代行に依頼できる撮影
商品撮影代行を利用するメリット
商品撮影代行を依頼する際の注意点
商品撮影を依頼する流れ
商品撮影代行会社の選び方
AirPhotoの撮影実績
商品撮影代行に関するFAQ
AirPhotoの商品撮影サービス

商品撮影代行とは?

商品撮影代行サービスとは?
商品撮影代行とは、ECサイト・通販サイト・広告・カタログ・SNSなどで使用する商品写真の撮影を、カメラマンや撮影会社へ外注するサービスです。
「物撮り代行」「商品写真撮影」「商品撮影サービス」などと呼ばれることもあります。
単純に商品を正面から撮影するだけでなく、撮影会社によっては、商品の使用シーンやブランドイメージを表現するスタイリング撮影、モデル撮影、動画撮影、レタッチなどにも対応しています。
商品撮影では、同じ商品であっても照明の位置や背景、撮影する角度によって印象が大きく変わります。
特に、ガラスや金属など反射しやすい商品、化粧品やジュエリーなど質感の表現が重要な商品では、ライティングや映り込みへの対応など専門的な撮影技術が必要になります。
自社で必要な撮影環境や人員を用意するのが難しい場合は、商品撮影代行を利用することで撮影業務そのものを外部へ任せることができます。

商品撮影代行の料金相場

商品撮影代行の料金は、

  • 商品点数
  • カット数
  • 白背景撮影かスタイリング撮影か
  • 撮影する商品の難易度
  • モデルの有無
  • レタッチの内容
  • スタジオ撮影か出張撮影か

などによって大きく変わります。
2026年8月時点の全国の商品撮影・物撮りの見積もり実績では、5品以下の商品撮影は15,000~25,000円程度、6~10品では23,750~35,000円程度、11~20品では40,500~55,000円程度が一つの目安となっています。商品を撮影会社へ送る「商品預かり撮影」でも同程度の価格帯です。
ただし商品撮影は、単純な白背景の商品写真と、背景・小物・ライティングを作り込むイメージ写真では必要な作業量が大きく異なります。
そのため、料金だけを比較するのではなく、「何が料金に含まれているのか」まで確認することが重要です。

商品撮影の主な料金体系

商品撮影では、主に次のような料金体系があります。

料金体系と特徴
1カット単価:購入する写真枚数に応じて料金が決まる
商品単価:商品点数ごとに料金が決まる
時間制:2時間、半日、1日など撮影時間で料金が決まる
パッケージ制:撮影・スタジオ・レタッチなどをまとめた料金

同じ「1カット○円」でも、スタイリング、切り抜き、商品修正などが別料金になる場合があるため、見積もり時に確認しておきましょう。

AirPhotoの商品撮影料金

AirPhotoでは、スタイリング数と購入するカット数を基準とした料金体系を採用しています。
スタイリング料金
3スタイリングまで:25,000円(税抜)
4スタイリング以上:1スタイリングにつき5,000円(税抜)追加
カット料金
1カット:5,000円(税抜)

例えば、ECサイト向けに3スタイリング・6カットを撮影した場合は、

25,000円+5,000円×6カット=55,000円(税抜)

となります。
10カット以上または10SKU以上の撮影、予算があらかじめ決まっている場合などは個別見積もりとなります。
なお、明るさ・色味・トリミング・画角・画像サイズの基本調整はカット料金に含まれています。商品の傷消しや切り抜きなどのベーシックレタッチは2,000円(税抜)/枚~となっています。
商品撮影の詳しい料金はこちら

商品撮影代行に依頼できる撮影

商品撮影代行では、会社によってさまざまな撮影を依頼できます。
代表的な撮影方法を紹介します。

商品単体の撮影・物撮り

商品そのものの形状や色、素材、ディテールなどを伝えるための基本的な撮影です。
ECサイトでは、

  • 正面
  • 背面
  • 側面
  • 斜め
  • ディテール

など、複数のカットを用意することで商品について伝えられる情報を増やせます。
Amazonや楽天市場などのECモールでは商品画像に関するルールもあるため、掲載先に合わせた撮影・画像制作が必要になります。

関連記事:
Amazonの商品画像ガイドライン
楽天市場の商品画像ガイドライン
Yahoo!ショッピングの商品画像ガイドライン

スタイリング撮影

スタイリング撮影とは、背景や小物などを組み合わせ、商品の使用シーンやブランドイメージを表現する撮影方法です。
単純に商品の形状を伝えるだけではなく、

  • ブランドの世界観
  • 使用シーン
  • 季節感
  • 商品のターゲット
  • 商品を使った生活のイメージ

などを視覚的に伝えることができます。
AirPhotoでは、ブランドイメージや使用イメージを伝えるため、背景や小物などを使用した写真を「スタイリング写真」として撮影しています。
スタイリング写真について詳しくはこちら

モデル撮影

アパレルやバッグ、アクセサリーなどは、モデルが実際に着用することで、サイズ感や使用した際のイメージを伝えやすくなります。
商品撮影会社によっては、モデルのキャスティングまで依頼できます。
AirPhotoでもモデル手配に対応しており、自社でモデルを用意して撮影することも可能です。
モデル撮影を成功させる5つのコツ

動画撮影

商品の動きや使用方法など、静止画だけでは伝えにくい情報は動画と相性があります。
ECサイトだけでなく、

  • Instagram Reels
  • TikTok
  • SNS広告
  • 商品紹介動画

などにも活用できます。
商品動画の撮影代行と費用相場

レタッチ・画像加工

撮影した写真は、そのまま使用するだけでなく、目的に応じてレタッチや画像加工を行う場合があります。
例えば、

  • 明るさ・色味の調整
  • トリミング
  • 背景の白抜き
  • 商品の傷やバーコードの除去
  • 商品の切り抜き
  • 合成

などがあります。
レタッチとは?リタッチや編集、加工との違い

商品撮影代行を利用するメリット

商品撮影代行サービスで依頼するメリット

商品撮影に必要な環境を自社で用意しなくてよい

商品撮影にはカメラだけでなく、

  • 照明
  • 背景
  • 撮影台
  • 三脚
  • 撮影スペース

などが必要です。
撮影を外注すれば、これらを自社で購入・管理する必要がありません。

商品に合わせた撮影ができる

商品によって適切な撮影方法は異なります。
例えば、ジュエリーや金属は映り込みへの対応が必要で、透明なボトルでは商品の輪郭や透明感が伝わるように光を調整する必要があります。
商品撮影を専門とするカメラマンであれば、商品の素材や用途に合わせてライティングや構図を調整できます。

撮影業務にかかる時間を削減できる

商品点数が多いECサイトでは、撮影だけでなく、
撮影準備
→ 撮影
→ 写真選定
→ 画像調整
→ 書き出し
まで行うと多くの時間が必要になります。
商品撮影を外注することで、商品企画やEC運営、販促など本来の業務へ時間を使いやすくなります。

商品撮影代行を依頼する際の注意点

商品撮影代行サービスに依頼する際の注意点

完成イメージを事前に共有する

「おしゃれに」「高級感を出したい」といった言葉だけでは、人によってイメージが異なります。
撮影前には、

  • 使用する媒体
  • ターゲット
  • 希望する背景
  • 必要なカット
  • 商品の見せたいポイント
  • 参考にしたい写真

などを伝えておきましょう。
撮影指示をまとめる場合は、撮影指示書を作成する方法もあります。
外注で失敗しない撮影指示書(香盤表)の作り方

納期を確認する

撮影会社の混雑状況や撮影内容によって納期は異なります。
特にモデルやスタジオ、小道具の手配が必要な撮影では、商品単体の撮影より時間がかかる場合があります。
ECサイトの公開日や広告開始日が決まっている場合は、あらかじめ希望納期を伝えましょう。

商品撮影を依頼する流れ

商品撮影を外注するときは、一般的に次のような流れで進みます。

1.撮影する写真の用途を決める

まずは、
「Amazonの商品ページで使う」
「自社ECのメイン画像に使う」
「Instagram広告で使う」
など、使用目的を決めます。
用途によって必要な縦横比や構図、写真のテイストが変わるためです。

2.撮影内容を相談・見積もり

商品数、必要なカット数、希望する写真のイメージ、納期、予算などを撮影会社へ伝えます。
料金だけでなく、

  • スタイリング料金
  • スタジオ料金
  • レタッチ料金
  • モデル料金
  • 送料

などが別途必要か確認しましょう。

3.商品を撮影会社へ送る

商品預かり型の撮影サービスの場合は、撮影する商品をスタジオへ発送します。
AirPhotoでは商品をスタジオへ発送することで、全国から撮影を依頼できます。

4.撮影

事前に共有したイメージや指示をもとに撮影を行います。
AirPhotoでは、希望に応じてZoomを使ったオンライン立ち合いも可能です。オンラインであれば複数名で撮影を確認できます。

5.写真を確認する

AirPhotoでは撮影後、「AirPhoto」の透かしが入ったサンプル写真を仮納品します。
実際の仕上がりを確認したうえで、購入したいカットを選択できます。

6.決済・本納品

購入する写真を決定し、決済後に本データが納品されます。
AirPhotoでは原則JPEGデータをGoogle Driveの共有リンクで納品しています。

商品撮影代行会社の選び方

商品撮影代行サービスを選ぶポイント
商品撮影会社を選ぶときは、料金の安さだけで判断しないことが大切です。
特に次の5点を確認しましょう。

1.自社の商品に近い撮影実績があるか

最も確認したいのが撮影実績です。
例えば、

  • 化粧品
  • 食品
  • ジュエリー
  • アパレル
  • 家電
  • インテリア

では必要な撮影方法が異なります。
自社商品と同じカテゴリーの撮影経験があるか確認すると、完成イメージを判断しやすくなります。

2.写真のテイストがブランドに合っているか

撮影技術が高くても、自社ブランドが求める世界観と合わない場合があります。
撮影会社のギャラリーを確認し、
「シンプル」
「高級感」
「ナチュラル」
「カラフル」
など、自社が求めるテイストに対応できるか確認しましょう。

3.料金の内訳がわかりやすいか

表示されているカット料金だけでなく、

  • 最低発注金額
  • スタイリング
  • レタッチ
  • スタジオ
  • モデル
  • 商品返送料

などを含めた総額を確認します。

4.必要な撮影にまとめて対応できるか

商品写真だけでなく、スタイリング、モデル、動画、レタッチなど複数のクリエイティブが必要な場合は、一つの撮影会社で対応できると進行をまとめやすくなります。

5.撮影前にコミュニケーションを取れるか

商品撮影では撮影前のイメージ共有が重要です。
メールだけでなく、電話やオンラインミーティング、撮影立ち合いなど、希望するコミュニケーション方法に対応しているかも確認しましょう。

撮影実績

今代司酒造株式会社様


クライアント:今代司酒造株式会社様
撮影内容:お酒
コメント:日本酒と甘酒の深い伝統と繊細な美しさを和のイメージで表現することに焦点を当て、光の使い方には特に注意を払い、柔らかく自然な光を利用して商品の透明感と色合いを際立たせました。

イオス コーポレーション様

イオス コーポレーション様
クライアント:イオス コーポレーション
撮影内容:基礎化粧品
コメント:洗練されたパッケージの印象を崩さぬようシンプルな背景を選び、ラインナップを見せるスタイリングで撮影

株式会社アスカ様


クライアント:株式会社アスカ様
撮影内容:Asmix 電動昇降デスク
コメント:オフィスのような雰囲気を再現するために、パソコンやデスク周りのアイテム、植物を配置いたしました。派手な色の小物は商品を引き立てないため、シンプルなモノトーンのアイテムで揃えて撮影を行いました。

撮影実績をもっと見る >

撮影代行に関するFAQ

商品撮影は全国から依頼できますか?

商品をスタジオへ発送する形式のサービスであれば、所在地から離れた撮影会社にも依頼できます。
AirPhotoでは商品をスタジオへ発送いただくことで、日本全国から申し込み可能です。

撮影予算が決まっていても相談できますか?

AirPhotoでは予算に合わせた撮影内容の提案が可能です。撮影点数や必要なカット、スタイリングなどを含めて相談できます。

撮影に立ち会うことはできますか?

AirPhotoでは原則としてZoomを使用したオンライン立ち合いが可能です。撮影をカメラマンへ任せることもできます。

商品撮影の納期はどのくらいですか?

撮影会社や内容によって異なります。
AirPhotoでは商品だけの撮影の場合、商品到着後2営業日以内の撮影・納品が最短です。モデル撮影など撮影内容によっては期間が異なります。

撮影後に写真を選ぶことはできますか?

AirPhotoでは撮影後に透かし入りのサンプル写真を確認し、その中から購入するカットを選択できます。

写真が気に入らなかった場合はどうなりますか?

AirPhotoでは、気に入った写真がない場合はカット料金は発生しません。ただし、モデル料金やスタイリング料金など、撮影時に発生した実費は必要となります。スタイリング撮影では条件により1回まで再撮影にも対応しています。
その他の商品撮影に関するFAQはこちら

AirPhotoの商品撮影サービス

商品撮影は代行サービスに依頼しよう
AirPhotoは、ECサイトや広告、SNSなどに使用する商品撮影・物撮りを全国から依頼できる撮影サービスです。
商品をスタジオへ発送いただくことで撮影できるほか、ブランドイメージに合わせたスタイリング撮影、モデル撮影、動画撮影、レタッチなどにも対応しています。
また、撮影後に透かし入りのサンプル写真を確認し、必要な写真だけを選んで購入できます。
「どのような写真を撮ればよいかわからない」場合も、過去の撮影事例をもとに撮影イメージを相談できます。
商品撮影を外注したい方や、ECサイト・広告用の商品写真を改善したい方は、お気軽にご相談ください。
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著者情報

著者: AirPhoto編集部
AirPhotoは、商品の魅力やブランドの世界観を伝える商品写真の撮影を行う撮影チームです。
商品撮影・スタイリング・モデル撮影・動画撮影・レタッチなどの実務を通じて得た知見をもとに、ECや商品写真に関する情報を発信しています。

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