【shopserve編】ECカートシステムのメリット・デメリットや特徴を解説
shopserveは、大手メーカーも採用する人気通販カートシステムです。
EC売り上げが拡大し、リニューアル検討をしているEC事業者様にとっては、検討したいカートのひとつと言えるでしょう。
shopserveとはどういった特徴を持ったシステムで、どのような導入メリットやデメリットがあるのでしょうか?
通販カートシステム決定時に役立つ情報をお届けします。
shopserveとは
shopserveは、株式会社Eストアーが運営するECシステムです。
2022年現在までで22年もの長い歴史を持つシステムであり、そこには5万社のノウハウが詰め込まれています。EC事業の運営には、さまざまなツールや作業が必要不可欠です。それらの業務を、トータルでサポートできるワンストップサービスが、shopserveの最大の特徴と言えるでしょう。
近年、通販カートシステム業界では、「費用の安さ」や「簡単にショップ運営をスタートできる手軽さ」をアピールするサービスが増えてきています。shopserveの場合、誰でも手軽にショップ運営ができる手軽さは備えていますが、コスト面では決して安くはありません。コスト負担削減を目的にECシステムの乗り換えを検討するのであれば、他社サービスの方が魅力的に映るでしょう。
一方で、「多少コストがかかっても、安心・安定・充実のショップ運営を行いたい」と思う方にとっては、非常に魅力的なカートシステムです。豊富な機能をフル活用すれば、ロイヤルカスタマーを多く獲得していくことも、決して不可能ではないでしょう。
shopserveは、ある程度顧客がついており「ここからさらに成長したい」と思うショップにぴったりだと言えます。
また8,000社以上にて導入稼働中と、実績も申し分ありません。
業界トップのAPI提供を誇るshopserveなら、低コストカートシステムでは不可能な、柔軟な対応も可能になるでしょう。
メリット・デメリット
shopserveの導入を本格的に検討する上で、知っておきたいのがメリットとデメリットについてです。
メリット
まずはメリットから解説するので、ぜひチェックしてみてください。
1.高いサーバー稼働率でいつでも安定
shopserve導入のメリットとして、まず挙げられるのがその安定性についてです。
365日・24時間体制での有人監視を実施。
また定期メンテナンスもこまめに行うことで、サーバー稼働率99.7%という高い安定性を誇っています。
ネットショップを運営する上で、サーバーダウンや各種トラブルによる機会損失は、できる限り避けたいところです。
そこで高速・安定稼働に定評のあるshopserveなら、余計なストレスを溜め込むこともないでしょう。
2.幅広い機能であらゆるニーズに対応可能
shopserveには、さまざまな機能が搭載されています。
中でも特徴的なのが、充実したCRM(顧客関係管理)関連機能です。
たとえば会員向けのポイント発行や、会員向けメルマガ発行機能、顧客セグメント機能や会員ランク機能、シークレットセール機能など、顧客情報をもとにした各種販売促進戦略を実践することができます。
ロイヤルカスタマーを生み出すために、欠かせないツールと言えるでしょう。
またショッピング機能や外部連携機能も非常に充実しています。
- フォーム一体型LPを導入したい
- 定期購入モデルを導入したい
- WordPressと連携させて社内更新を行いたい
- 幅広い決済方法に対応させたい
こうしたニーズにも無理なく対応できる点が、shopserve導入のメリットと言えるでしょう。
3.トータル支援でEC事業全体をサポート
shopserveの運営元である株式会社Eストアーは、EC事業全体を総合支援する事業を行う企業です。
だからこそ、ただ単純に通販カートシステムを提供するだけではなく、EC事業に関わるさまざまな支援を強みにしています。
- 調査分析
- 戦略設計
- ページデザイン
- メディアプロモーション支援
- 各種作業の代行
このように、EC事業をより大きく成長させるため、また事業運営の負担を軽減するためのサポートが充実しています。
EC事業運営を行う上で、「弱点」を持つ事業者は決して少なくありません。
トータルサポートで弱点を埋められるのが、shopserveの特徴です。
4.セキュリティも万全
shopserveでは、セキュリティ対策にも力を入れています。常時SSLに対応しており、すべてのページの暗号化が可能。安全性の高いショップを構築できるでしょう。
また運営側にとって、大きなメリットとなるのがブラックリスト管理機能です。
問題のある注文に対してアラートで警告、不正注文を避け、トラブルリスクを低減できます。
デメリット
一方で、デメリットは以下のとおりです。
こちらも、あらかじめチェックしておきましょう。
1.費用負担が他社よりも重くなる可能性がある
先ほどもお伝えしたとおり、shopserveは「安さ」を前面に打ち出す通販カートシステムではありません。
具体的な費用は利用状況によって異なりますが、他社サービスを利用した場合よりも、高くなるケースも少なくないでしょう。
ある程度の売上が見込めないと、経費負担ばかりが重くなってしまうというリスクがあります。
2.管理画面の使用感にやや難あり
サービス提供開始から、20年以上の歴史を持つshopserve。
老舗として抜群の安定感を誇る一方で、管理画面の使用感にはやや古めかしさや使い勝手の悪さを感じる方も多いようです。
他社サービスからの乗り換えを検討する際は、このあたりもしっかりとチェックしておきましょう。
3.独自性を打ち出すためには専門知識が必要
shopserveには、デザインテンプレートが150種類以上用意されています。
テンプレートを使えば、すぐにでもECショップ制作が可能。
一方で、「独自性を打ち出すために工夫したい」という要望がある場合、HTMLやCSSといったコーディングの知識・技術が必要です。
月額利用料、決済手数料・取引手数料
shopserveの費用は、契約時に発生する開通料と、毎月の利用料で構成されます。
開通料 → 15,000円(税抜)
利用料 → 常時SSL(サイト証明書付き)22,000円(税抜)
常時SSL(企業証明書付き)25,200円(税抜)
さらに、オプションを利用する場合、別料金が発生します。
たとえば定期購入・頒布会用の「Eストアーリピート」を利用する場合、開通料は4,565円(税抜)、月額利用料は4,565円(税抜)です。
このほか、導入する決済方法別に、決済手数料が発生します。
EC事業を営む上で必要な機能や決済会社への手数料などを含めた総額イメージは、EC事業売上高の1~3%を目安にすると良いでしょう。
プランについて
2022年2月以前のshopserveでは、以下のようなプランが用意されていました。
- パブリック
- ベーシック
- プライム
- プレミアム
それぞれで料金・仕様が異なる仕組みを採用していましたが、2022年3月に、新規申し込みを終了しています。
現在申し込み可能なプランは1つのみで、自社ニーズに合わせて必要なものを選ぶサブスクリプションモデルを採用。
自社スケールにフィットしやすいというメリットがあります。
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写真の撮影はAirPhotoにお任せ
shopserveは、新規EC事業立ち上げ時に採用するのは、経済的負担が重くなりがちな通販カートシステムです。一方で、ある程度売上が立った段階での乗り換え先としては、非常に魅力的なシステムと言えるでしょう。以前のシステムよりも充実した機能で、ロイヤルカスタマーの醸成を目指していけるのではないでしょうか。より質の高いショップ制作を目指す上で、欠かせないのがデザイン性に富んだオリジナルの商品写真です。
ぜひ、EC・D2C事業者様向け物撮りサービスである「AirPhoto(エアフォト)」をご活用ください。
AirPhotoが目指したのは、「ショップに最適なスタイリング写真を手間なく購入できる仕組み」と、「無駄な費用が発生しない料金体系」の両立です。前者は日本初の「スタイリング診断」機能で、そして後者は「サンプル確認後に必要な商品写真のみを購入できる」仕組みで提供をしております。
AirPhotoでは、スタイリング数とカット数に応じたシンプルな価格設定を採用していますので、お見積りもお待たせすることはありません。その場ですぐに提示いたしますので、素早いECサイト構築にお役立てください。
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