【auPayマーケット編】通販モールの特徴と写真のガイドラインを解説
auPayマーケットは、国内通販モールの一つです。
出店先を検討している事業者にとっては、その詳細やガイドラインを押さえておきたいところでしょう。
auPayマーケットの特徴と共に、実際に出店することになった場合の商品写真ガイドラインについて解説します。
auPayマーケットとは
auPayマーケットは、KDDI系のau公式ECモールです。
運営元はauコマース&ライフ株式会社とKDDI株式会社で、2017年にサービス提供をスタートしました。
すでに楽天やYahooといった大規模モールが台頭する中、後発モールの一つと言えます。
とはいえauPayマーケットは、「auユーザーにより強くアプローチ」できるというメリットを前面に打ち出し、多くの顧客を獲得しています。
auスマホユーザーは2,500万人以上と言われており、auサイトだけではなく、auショップからも多くのユーザーに積極的にアプローチしております。
オンライン・オフラインの両方から集客が見込める点も、非常に大きなメリットになっています。
また近年では、au IDのオープン化を実施。これに伴い、auスマホユーザーだけではなく、au関連サービスを利用しているより幅広い層に対して、積極的にアプローチしています。
auPayマーケットでは、毎月多くのイベントが開催され、顧客の購買意欲を刺激できる点も、特徴の一つと言えるでしょう。
また買い物金額に応じてPontaポイントを還元する仕組みがあり、ポイント還元率が高いことでも注目されています。
出店プラン
auPayマーケットにお店を出店する際には、以下の2種類のプランから自社に合うものを選択します。
- コミコミ出店プラン
- シンプル出店プラン
コミコミ出店プランの特徴は、各種の決済手数料が一括コミコミになっている点です。
モール出店する際には、一般的に以下のような手数料が発生します。
- 成約手数料
- 決済手数料
- ポイント手数料
- その他手数料
コミコミ出店プランで出店した場合の手数料は、売上の4.5%~9.0%。
この中に、ポイント手数料以外の手数料がすべて含まれています。
売れれば売れるほど手数料率が下がるため、他モールや他プランでの出店した場合と比較して、手数料を安く抑えられるでしょう。
一方で、シンプル出店プランを選択した場合、それぞれの手数料を別途支払うスタイルになります。
自社で決済サービスを安く導入できる場合には、シンプルプランを選ぶのもおすすめです。
楽天やYahoo!ショッピングと比較すると、「まだまだ集客力が弱い」というデメリットはあるものの、
- 出品にかかる手数料が安く、料金体系そのものもわかりやすい
- 支払い方法が豊富
- 競合が少ない
- 他社モールの商品データ(CSV)を一括で登録可能
など、さまざまなメリットがあります。
au IDのオープン化に伴い、今後さらに集客力が高まることも加味すると、出店先として積極的に検討したいモールの一つと言えるでしょう。
商品写真登録のガイドラインルール
では、そんなauPayマーケットに商品を出品する際には、どういった商品写真ルールが適用されるのでしょうか。
店舗機能に関するガイドラインによると、入稿画像の出稿場所が特集ページの場合、利用できるのは「商品画像」や「特集イメージのみ」と定められています。
画像内に文言を入れないことを推奨しており、やむを得ない場合にはフォントサイズを20px以上に設定しなければいけません。
また商品ページに出稿する写真には、文言入りの商品画像は掲載NGというルールがあります。
ただし、auPayマーケットが指定する内容がある場合は別途対応となるため、出稿時のルールをよく確認するようにしましょう。
- 商品画像は20枚まで掲載可能。
- ファイルの種類は、JPGとGIFにのみ対応しています。
- 1枚につき2MB以内、640px×640px以上の画像を用意するのがおすすめです。
通販モールに最適な写真とは
通販モールにECサイトを出店する場合、モールに合った写真を用意する必要があります。
それぞれのモールが定めるガイドラインを遵守するのは基本ですが、その上で、以下に魅力的な写真を用意できるかが、売上アップの鍵になるでしょう。
auPayマーケットの場合、楽天やYahoo!ショッピングと比較して、「ライバル店舗が少ない」というメリットがあります。とはいえ、今後も同様の傾向が続くとは限りません。
より多くのユーザーに注目してもらうためにも、ぜひ魅力的な写真を準備してください。
特に力を入れたいのが、商品イメージを伝えてくれるスタイリング写真です。
商品詳細を伝えるディティール写真のほかに、使用イメージやブランドの世界観を伝える写真を用意することで、ユーザーの注目を集めやすくなります。
たとえライバルが多くても、自社商品ならではの魅力を伝えるカギになりますから、ぜひ準備してみてください。
大手通販モールの特徴と最適な写真を解説!楽天・Amazon・Yahooショッピング
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