【Readyfor(レディーフォー)編】クラウドファディングのメリット・デメリットや特徴・利用料を解説
インターネットを介して、新サービスや新商品への支持を集める“クラウドファンディング”のシステム。新たなサービス・商品を提供したい事業者にとっても、今はまだ存在しないプロジェクトを応援したいサポーターにとっても、非常に魅力的な手段と言えます。
今回紹介するのは、そんなクラウドファンディングの人気プラットフォーム「Readyfor(レディーフォー)」です。Readyforならではの特徴や、利用するメリット・デメリット、気になる利用料について学んでいきましょう。
Readyfor(レディーフォー)とは
Readyfor(レディーフォー)は、READYFOR株式会社が運営するクラウドファンディングサービスです。もともとは、2011年にオーマ株式会社が提供するサービスとしてスタートしました。日本でもっとも歴史のあるクラウドファンディングサービスとして知られています。その後、事業の拡大に伴って、2014年にはREADYFOR株式会社が設立されました。
各種メディアに多数取り上げられた実績を持つほか、2020年には「新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金」が、国内寄付型・購入型クラウドファンディング史上最高額の8.7億円を記録。実績、注目度ともに、申し分ないサービスと言えるでしょう。
公式サイト上では、
- プロジェクト達成率ナンバーワン
- 支援額ナンバーワン
- シェアナンバーワン
の達成を報告。支援者数は90万人以上、2021年4月時点での掲載プロジェクト数は20,000件、累計支援金額は200億円を達成しています。
- 自社商品やサービスへの支援を集めたい
- 自社の新商品の市場での手ごたえをリサーチしたい
- 新サービスや新商品への注目度を高めたい
こうした目的を持つ事業者にとって、Readyforは非常に魅力的なサービスと言えるでしょう。またReadyforには、対価性のないリターンを提示するプロジェクトの成功事例が豊富にあります。「新たな商品・サービスを世に出したい」と思う強い気持ちや、戦う姿勢を重視する雰囲気が醸成されたサービスです。ここであれば「本当に市場で受け入れられるかどうかわからない…」と思う商品やサービスでも、熱意があれば自信を持ってプロジェクト掲載できるのではないでしょうか。
メリット・デメリット
Readyfor導入を検討するためには、そのメリット・デメリットを知ることが大切です。
メリット
まずはメリットから解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
1.手数料が安い
プロジェクト実行者としてReadyforを利用するメリットは、手数料の安さにあります。Readyforでは、完全成功報酬型の仕組みを採用。
「All or Nothing方式」と「All in方式」の2つのパターンが用意されていて、どちらもプロジェクトが成功した場合にのみ手数料が発生します。つまりAll or Nothing方式を選択したものの目標金額に届かなかった場合には、プロジェクト実行者に金銭的な負担は生じないのです。
また、実際にプロジェクトが成功した場合の手数料も、他社のクラウドファンディングサービスと比較すると安く設定されています。Readyforを始めとするクラウドファンディングサービスでは、集まった資金から手数料を引いたのちに、プロジェクト実行者へと入金される仕組みを採用しています。つまり手数料率が低ければ低いほど、クラウドファンディングを通じて入ってくるお金が増えるというメリットがあります。Readyforの手数料については、次項目にて詳しく解説するので、併せてご覧ください。
2.充実したサポート体制
Readyforは、初心者向けのサポート体制も充実しているサービスです。プロジェクト掲載前には、全案件に対して審査を実施。実行中のトラブル発生を防ぐと共に、万が一トラブルが発生した場合には、解決までのサポートを行ってくれます。
またReadyforのフルサポートプランを契約した場合、各プロジェクトに対して専任のキュレーターが任命されます。キュレーターとは、クラウドファンディングの準備から終了まで、すべてをサポートしてくれる伴走者のこと。過去に多数のプロジェクトに関わってきたプロが、その経験を活かし、プロジェクト成功に導くためのアドバイスをしてくれるのです。
初めてのクラウドファンディングでは、「まず何から始めれば良いのかさえわからない…」という方も少なくありません。Readyforのフルサポートプランなら、初めてでも安心してスタートできます。
3.寄付型プロジェクトにも強い
Readyforは基本的に、「購入型クラウドファンディング」の一種です。つまりReadyforを利用する支援者たちは、各プロジェクトで提示された「リターン」を購入するために資金を投じます。「一般的なECサイトと同じ感覚で使いやすい」のが購入型の特徴ですが、一方で価格に見合ったリターンを得られない寄付型プロジェクトは苦戦しやすいというデメリットが生じがちです。
しかし、Readyforの場合、“社会派クラウドファンディング”に非常に強いという特徴があります。過去には、福祉や災害、動物保護といった社会貢献のためのプロジェクトも数多く成功。こうしたプロジェクトを成功させやすい点も、Readyforの特徴と言えるでしょう。
デメリット
では次に、Readyforのデメリットについてもチェックしましょう。
具体的なポイントは、以下の2つです。
1.プロジェクトのPRに課題がある
Readyforには、常に数多くのプロジェクトが掲載されています。タグや地域での検索が可能とはいえ、PR方法を間違えれば、他プロジェクトに埋もれて失敗に終わってしまう可能性があるでしょう。まずは他プロジェクトとの差を明確にして、どうPRしていくのか、事前にしっかりと考えておくことが大切です。
2.プロジェクトへの「投資」はできない
購入型のクラウドファンディングサービスであるReadyforでは、プロジェクトに対してお金を投資してもらうことは不可能です。あくまでもリターンを「購入」してもらうことが目的になります。投資目的のプロジェクトは実行できないという点も、頭に入れておきましょう。
利用料
先ほどもお伝えしたとおり、Readyforの利用料は他社サービスよりも安く設定されています。具体的な手数料率は、選択するプランによっても異なりますので、以下の情報を参考にしてみてください。
【シンプルプラン】
手数料率 12%(運営手数料7%+決済手数料5%)+税
【フルサポートプラン】
手数料率 17%(運営手数料12%+決済手数料5%)+税
Readyforでは、リピート実行者限定サポートの一環として、リピーター限定の手数料割引も実施しています。
適用には条件があるので、まずは運営元に問い合わせてみてください。
写真の撮影はAirPhotoにお任せ
Readyforでクラウドファンディングを成功させるためには、他プロジェクトとの差別化が重要です。「とはいえ、何でどう差別化すれば良いのだろう…」と悩む方におすすめなのが、私ども株式会社AirPhotoが提供する新サービスです。「AirPhoto(エアフォト)」は、EC・D2C事業者様向けの物撮りサービスで、質の高いスタイリング写真を提供しています。商品の情報や魅力はもちろん、ブランドイメージやブランドストーリーまで、一目で伝えてくれるのが、スタイリング写真の特徴です。
これまで、物撮りサービスの利用に、以下のような不満を抱えていた方も多いのではないでしょうか?
- 理想どおりの商品写真を発注するためには手間がかかり過ぎる
- 気に入らない商品写真まで購入しなければならないため、コストがかかる
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Readyforにプロジェクトを掲載する目的のひとつは、「より多くの人に新商品や新サービスを知ってもらうため」という事業者様も多いのではないでしょうか。
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