【Stores編】ECカートシステムのメリット・デメリットや特徴を解説
中小企業では、「ネットショップを開設したいが、それほどコストはかけられない…」というケースが多いと思います。とはいえ、インターネット上で物やサービスを売買するスタイルが当たり前になった今、従来型のビジネスのみを続けていくのもリスクがあります。こんな状況におすすめなのが、ECサイト開設プラットフォームの一つである「Stores(ストアーズ)」です。
Storesならではの特徴やメリット・デメリット、気になる料金やそれぞれのプランの内容についてお伝えします。
Storesとは
Storesは、ヘイ株式会社が運営しているネットショップ構築サービスです。ECモール上に店舗を出店するのではなく、Storesが提供する各種サービスを利用して、独立した店舗を構える様子をイメージしましょう。ECモールへの出店が「テナント出店」なら、Storesを使った出店は「路面店の出店」といった雰囲気です。ネットショップを開業する上で必要な基本的ツールは、すでにサービス内に組み込まれているため、初心者でも安心してネットショップ開業を目指せます。
同様のサービスとしては、BASE株式会社が提供するネットショップ作成サービス「BASE」があります。
どちらも初期費用と月額費用がかからないという共通点があり、人気を二分しています。とはいえ、細かなポイントをチェックしてみると、双方のサービスには微妙な違いが見られるもの。それぞれのメリット・デメリットを把握した上で、自分にとって適切なサービスを選択する必要があるでしょう。
Storesの最大の特徴は、デザイン性の高いオシャレなテンプレートが、無料で用意されている点です。「低価格で利用できるサービスの中でも、せっかくネットショップを開設するなら、オシャレさにもこだわりたい」と思う方にはぴったりだと言えるでしょう。
メリット
ここからは、Storesを利用する上で、覚えておきたいメリット・デメリットを紹介します。
まずは気になるメリットについて解説しましょう。
1.メリット:ネットショップ運営コストの負担が少ない
Storesでネットショップを開設する最大のメリットは、コストの安さです。初期費用がかからないのはもちろん、月額費用も発生しません。商品が売れて初めてコストが発生する仕組みになっているので、無駄な運営コストがかかることはありません。
運営コストが少なくなれば、ネットショップ運営に関わるリスクを低減できます。中小企業や個人が運営する、「初めてのネットショップ」にも、ぴったりのサービスと言えるでしょう。
2.メリット:ネットショップ初心者にとってもわかりやすい
ネットショップを初めて開設・運営する場合に、課題になりやすいのが専門知識です。幅広いサービスやカスタマイズメニューが提供されていても、使いこなすのは難しいでしょう。Storesの場合、設定や操作はいたってシンプル。
本格的なデザインのテンプレートが48種類用意されているので、好みのデザインを選択すればOKです。
また定期的に無料WEBセミナーが開催されている点も、Storesのメリットの一つ。ネットショップ初心者が成功する上で、欠かせない各種知識を学べるでしょう。
3.メリット:Instagramとの販売連携が可能
多くの顧客にアプローチするため、必須と言われているのがSNSとの連携です。Storesの場合、人気のInstagramとの間で販売連携できます。Instagramで商品詳細を解説し、興味を持った顧客が簡単にショップにたどり着ける仕組みです。「買いたい!」と思ったその瞬間のチャンスを、逃さず活かせるでしょう。
4.メリット:使える機能やサービスが充実
無料で利用をスタートできるStoresですが、使える機能やサービスは意外なほど充実しています。ニーズに合わせて、ぜひ活用してみてください。
顧客との密なコミュニケーションを実現する顧客管理機能は、顧客の特性に応じた接客が可能になり、ショップならではの個性を演出できるでしょう。このほか、Storesからは海外発送も可能ですし、クリック一つで英語表記の選択も可能。海外向けのビジネス展開も、初期段階から視野に入れて動けるはずです。別途サービス利用料が発生するものの、倉庫サービスも人気です。利用すれば、商品の保管から梱包、発送まで一括でサポートしてもらえます。
5.メリット:決済手段が豊富
Storesでは、購入時の決済手段も豊富です。
- クレジットカード
- コンビニ決済
- キャリア決済
- 銀行振込
- PayPal
- Paidy
- 楽天ペイ
決済手段が豊富なため、利用者のニーズにも応えやすいでしょう。
また上位プランを選択すれば、代引やAmazon Payの選択も可能になります。
デメリット
一方で、デメリットは以下のとおりです。
こちらについても、事前に知っておくと安心です。
1.デメリット:集客力に欠ける
Storesに限ったことではありませんが、モールにテナント型で出店するよりも、集客力に欠ける点がデメリットと言えます。ネットショップを開設しただけでは、お客さんを呼び込むことはできないでしょう。開設手続きと共に、顧客を呼び込むための動線についても意識し、適切な対策を講じてください。
2.デメリット:アレンジの限界
もう一点のデメリットは、Storesではhtml編集が不可能という点です。同様のサービスの中には、html編集によって、サイトデザインや使い勝手を自分好みにカスタマイズ可能なところもあります。しかしStoresはそうした仕様に対応していません。
サイトデザインは豊富に用意されているものの、「そこからさらにアレンジしたい」という要望には対応できないという点も、頭に入れておきましょう。
その他にもカートシステムは複数あります。詳しくはコチラの記事をご覧くださいませ。
通販サイト(ネットショップ)を始めよう!カートシステムの選び方
月額利用料、決済手数料・取引手数料
Storesを利用する際に必要な料金は、選択するプランによって異なります。
【フリープラン】
・月額利用料 → 無料
・決済手数料 → 5%
・振込手数料 → 275円
・事務手数料 → ※振込金額1万円未満の場合のみ275円
【スタンダードプラン】
・月額利用料 → 2,178円
・決済手数料 → 3.6%
・振込手数料 → 275円
・事務手数料 → ※振込金額1万円未満の場合のみ275円
フリープラン・スタンダードプラン共に、Storesの料金体系はいたってシンプル。
初心者にもわかりやすい仕組みになっています。
プランについて
Storesにはフリープランとスタンダードプランの2種類のプランが用意されていて、利用者がそれぞれの状況に合わせて選択可能です。
初期費用と月額費用のすべてを無料で利用できるのは、フリープランの方。ただしその分、決済手数料が高く設定されているため、一定の売上がある場合、スタンダードプランを選択した方が良いでしょう。
またスタンダードプランには、以下のようなメリットもあります。
- 独自ドメイン
- アクセス解析
- 決済方法の多様化(代引き・Amazon pay)
- 品番管理
- 送り状CSV出力
- 決済手段のカスタマイズ
- アイテム画像数の上限アップ
より一層、消費者ニーズに沿った店舗運営ができるほか、業務効率化にも役立つでしょう。途中のプラン変更も可能なため、「まずはフリープランでスタートして、その後スタンダードプランへ」という流れを選択するのもおすすめです。
写真の撮影はAirPhotoにお任せ
Storesでネットショップを開設するなら、商品写真は「AirPhoto(エアフォト)」を利用するのがおすすめです。簡単な質問から商品写真に求めるイメージを指定すれば、希望に沿ったスタイリングを提案します。プロの技術で、センスの良いオシャレな商品写真を撮影できるでしょう。
これまでにも、商品写真の撮影サービスは数多く存在していましたが、
- 料金体系が複雑でわかりにくい
- 理想のイメージに仕上がらなかった
- 納得いかない写真にもお金を支払わなければならない
といった問題点が発生していました。
こうした課題を解決したのが、AirPhotoの特徴です。ネット上で自動スタイリング診断を受けることで、理想のイメージに近い写真を手に入れられます。料金体系も1スタイリング11,000円(税込)、1カット5,500円(税込)と、非常にシンプルに設定しています。また、納得いかない写真を購入する必要はありません。
Storesでネットショップ開設を目指す方の中には、「センスの良いお店を作りたいが、できるだけコストは下げたい」と考える方も多いのではないでしょうか?
商品写真撮影にAirPhotoを利用すれば、より一層好みの雰囲気に近づけられるでしょう。
お問い合わせはこちら
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AirPhotoでは、初めてご利用頂くお客様限定の「お試し撮影プラン」をご用意しております。
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