【Magento編】ECカートシステムのメリット・デメリットや特徴を解説
EC事業の拡大により、プラットフォーム乗り換えを検討している方におすすめなのが「magento(マジェント)」です。
日本ではあまり知名度が高くありませんが、世界的には非常に人気の高いサービスといえるでしょう。
magento(マジェント)のサービス内容や特徴、利用料やプランについてわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
magento(マジェント)
magento(マジェント)は、特に欧米での利用率が高いECプラットフォームです。
オープンソース型のソフトウェアで、自由度と拡張性に優れている点が、非常に大きな特徴と言えます。
magento(マジェント)はもともと、アメリカのMagento社によって2007年より提供されてきたサービスです。
その後、2018年にAdobeが買収。
日本でも話題となり、一気に知名度が上昇しました。
世界シェアが非常に高いだけではなく、近年では日本のECショップへの導入事例も増えてきています。
もともとは海外発祥のサービスですが、2016年からは公式での日本語対応が可能に。
今後はさらに、導入企業数が増えていくと予想されます。
メリット・デメリット
magento(マジェント)の導入を検討するにあたって、知っておきたいのがメリット・デメリットです。
以下で詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
メリット1「拡張性が高くカスタマイズが自由」
magento(マジェント)導入のもっとも大きなメリットは、拡張性の高さと言えるでしょう。
手軽にスタートできるプラットフォームからEC事業をスタートした場合、事業の拡大と共に、「もっと○○を△△できたら…」という希望が発生しがちです。
magento(マジェント)なら、オープンソースなので自由にカスタマイズが可能です。
事業の方針に合わせて、サイトに必要な機能をプラスしていくこともできるでしょう。
メリット2「多機能であらゆるニーズに対応可能」
magento(マジェント)には、EC事業の運営に必要なあらゆる機能が備わっています。
- 在庫管理
- 注文管理
- データ分析
- 多言語、他通貨への対応可能
- 商品リコメンデーション
いずれは越境EC構築を視野に入れている場合にも、安心して利用できるプラットフォームと言えます。
メリット3「複数のサイトをまとめて運用できる」
magento(マジェント)なら、複数のウェブサイトを運営する場合でも、それぞれ別で環境構築する必要はありません。
すべてを一括で管理できるため、事業者側の負担軽減につながるでしょう。
複数サイトの情報を連携し、より効率の良い運営体制を目指していけます。
デメリット1「使い方がやや複雑」
続いては、デメリットについてもチェックしておきましょう。
magento(マジェント)を利用する際に、頭に入れておきたいのが使い方の難解さについてです。
自由度が高くカスタマイズ性が高い分、自分自身で理解しなければならない点も多くあります。
公式の日本語対応がスタートしたとはいえ、使用方法を完全に理解するためには、英語で記載された情報を読み込む努力も求められるでしょう。
デメリット2「ローンチまでの時間がやや長い」
こちらも、自由度の高さ故に発生するデメリットです。
とにかく手軽さを重視するECプラットフォームと比較して、一から自由に構築できるmagento(マジェント)では、ローンチまでの時間が長くなってしまうでしょう。
とはいえ、後々のカスタマイズを考えるなら、導入時の手間は決して無駄ではありません。
また最初から高機能なサイト構築を目指す場合、magento(マジェント)を選んだ方がメリットも多くなるでしょう。
月額利用料、決済手数料・取引手数料
magento(マジェント)には、無償版と有料版の2つの種類があります。
無償版の「Magento Open Source」を利用する場合、基本的な料金は無料です。
有料版と比較すると性能面・サポート面で劣る部分もありますが、豊富な機能を基本無料で使えるという点は、非常に大きなメリットと言えるでしょう。
ただし、無償版を利用する場合でも、サイト維持のためには別途以下のような料金が必要になります。
- ホスティングソリューション代
- ドメイン代
- サーバー代
また、支払い方法によって異なる取引手数料が発生します。
有料版には「Adobe Commerce(On-Premises)」と「Adobe Commerce(Cloud)」の2種類があります。
導入費用は個別見積もりでの対応となり、構築費用のほか、別途年間ライセンス費用が発生するでしょう。
プランについて
magento(マジェント)には大きく分けて「無償版」と「有料版」の2つのプランが用意されています。
有料版を利用する場合、利用できる機能やカスタマイズに制限はありません。
ただし導入費用はやや高額で、「手軽に導入」というわけにはいかないでしょう。
magento(マジェント)でECサイトを構築する方の多くは、無償版から利用をスタートしているようです。
無償版であっても、magento(マジェント)の機能性やカスタマイズ性は十分実感できるでしょう。
サポートについてはやや不安が残るものの、コスト面でのメリットは非常に大きいと言えます。
通販サイト(ネットショップ)を始めよう!カートシステムの選び方
商品写真の撮影はAirPhotoにお任せ
magento(マジェント)でECサイトの構築を検討している方の中には、「将来的には越境ECを…」と考えている方も多いのではないでしょうか?
世界各地で戦えるECサイトを構築するためには、やはり「見た目」が大切です。
ぜひEC・D2C事業者様向けの物撮りサービス「AirPhoto(エアフォト)」をご利用ください。
物撮りのプロが、お客様それぞれのご要望に沿ったスタイリングで商品写真を提供いたします。
AirPhotoの強みは、日本初のレコメンドエンジンを搭載したスタイリング診断です。
サイト上でいくつかの質問に答えていただくだけで、最適なスタイリング写真をご提案いたします。
magento(マジェント)への乗り換えを検討している場合にも、ぜひ一度ご相談ください。
お問い合わせはこちら
お急ぎの場合はこちら:03-6824-2695
初回限定!お試し撮影プラン
AirPhotoでは、初めてご利用頂くお客様限定の「お試し撮影プラン」をご用意しております。
詳しくはお問い合わせください。
※お問い合わせ時に「お試しプラン希望」とご記載ください