【Makuake(マクアケ)編】クラウドファディングのメリット・デメリットや特徴・利用料を解説
日本でも有数のクラウドファンディングプラットフォームとして成長した Makuake(マクアケ)。新規プロジェクトの立ち上げや新製品の開発・販売時に、資金集めのために利用する個人・事業者は今や沢山います。とはいえ「まだクラウドファンディングを活用した経験がない」という方も多いはずです。Makuakeの基本情報と共に、そのメリット・デメリットについて詳しく解説します。
「そろそろクラウドファンディングを活用してみたい」と思った方は、ぜひ参考にしてみてください。
Makuakeとは
クラウドファンディングプラットフォームの一つであるMakuake(マクアケ)。株式会社マクアケが運営する、「アタラシイものや体験の応援購入サービス」です。もともとは、2013年に株式会社サイバーエージェント・クラウドファンディングとして設立された事業が、その後の成長と共に独立した企業へと成長しました。Makuakeのサービス提供がスタートしたのは、2013年8月のこと。その後、多くのファンを獲得し、人気サービスのひとつとして発展しています。
新規事業や新規商品を世に出す際に、「どれだけニーズがあるのかわからないため、判断が難しい」と感じる企業は多いものです。その点、クラウドファンディングプラットフォームであるMakuakeを使えば、顧客の反応や売上予測を事前に立てやすいというメリットが生じます。注目度に応じて必要な準備を進められるため、機会損失を避けられるという特徴もあるでしょう。国内トップクラスの実績と人気を誇るプラットフォームだからこそ、新規事業スタート前のリサーチにはぴったりの場所です。
公式サイトによると、Makuakeのアクセスユーザー数は1,400万人以上。累計プロジェクト数は15,000件以上にのぼります。数多くの事業者とユーザーに支えられているサービスと言えるでしょう。
Makuakeでは、プロジェクトを掲載した人や事業者のことを、「プロジェクト実行者」と言います。プロジェクト実行者は、Makuake上で新商品や新サービスをアピールし、リターンを設定します。アピール内容を見て興味を抱いたサポーターが提示されたリターンを「応援購入」することで、プロジェクト実行者側に資金が渡る仕組みです。
メリット・デメリット
クラウドファンディングを調査している企業にとって、重要なのが各サービスのメリット・デメリットです。
メリット
クラウドファンディングプラットフォームも増えている中で、あえてMakuakeを選ぶメリットは以下のとおりです。
1.さまざまなプロジェクトに対応している
Makuakeには、さまざまなプロジェクトが掲載されています。企業が新商品や新サービスをアピールする目的で立ち上げたプロジェクト以外にも、アートや音楽、教育に社会貢献など…、多種多様なプロジェクトに対応しています。つまり、集まるサポーターも、さまざまな分野に興味がある人々が集まっているということです。プロジェクト実行者にとっては、「より幅広いサポーターに、プロジェクトを知ってもらえる可能性がある」というメリットが生じます。
2.サイバーエージェントのネットワークを活かしたPR力
株式会社マクアケは、もともと株式会社サイバーエージェントの一事業からスタートした会社です。その関係で、現在においても非常に強い結びつきを有しています。Makuakeにプロジェクトを掲載すれば、サイバーエージェントのネットワークを活かし、効果的にPRできるでしょう。株式会社サイバーエージェントと言えば、ABEMA(アベマ)や国内最大級のブログ事業、インターネット広告事業などで知られる会社です。関連企業をはじめとし、月平均で10,000件程度のメディア掲載が可能になります。個別のPRサポートを、無料で受けられる点も非常に大きなメリットと言えます。
3.充実したコンサルタント力
Makuakeでは、すべてのプロジェクトに担当キュレーターが任命される仕組みを採用しています。プロジェクトを掲載する際には、担当キュレーターとの間で、しっかりとした打ち合わせが行われます。疑問な点や不安な点は、担当キュレーターに聞けばすぐに解決できるでしょう。
また、担当キュレーターは、プロジェクト成功率を高めるための相談役としても適任です。初めてのクラウドファンディングでは、ページの書き方やプロモーションプラン策定で悩む方も多いはず。キュレーターが、よりプロジェクトを魅力的に見せるコツについてアドバイスしてくれます。
4.リスクを低減できる仕組み
Makuakeでは、プロジェクト掲載に関して、以下の2つのパターンを用意しています。
- All or Nothing型
- All in型
All or Nothing型は、事前に目標金額を設定しておいて、期間内の達成を目指すパターン。目標金額を達成すればプロジェクトは「成功」と判断され、プロジェクト実行者は集まった応援購入額を獲得できます。目標金額を達成できなかった場合、プロジェクトは「失敗」し、応援購入額はそれぞれのサポーターのもとへと戻される仕組みです。つまりプロジェクト実行者に、金銭的な負担は生じません。
一方でAll in型の場合、目標金額に達成しなかったとしても、終了日時点で集まった応援購入額は、プロジェクト実行者のもとに渡ります。2つのパターンが用意されていることで、余計なリスクを避けられるというメリットがあります。
デメリット
一方で、Makuakeを利用する際には、どういったデメリットが生じるのでしょうか。こちらも頭に入れておきましょう。
1.プロジェクトの成功率が不透明
Makuakeでは、過去に数多くのプロジェクトが大成功を収めています。こうしたプロジェクトはメディアで取り上げられる機会も多く、「Makuake=プロジェクト成功」というイメージを抱いている方も多いかもしれません。しかし実際には、すべてのプロジェクトが成功を収められるとは限らず、全体の成功率も公表されていません。
「もしプロジェクトが失敗だったら」という心構えをしづらい点が、Makuakeのデメリットと言えるでしょう。
2.「購入型」のみ選択可能
クラウドファンディングには、気になるプロジェクトに投資してリターンを得る「投資型」も存在しています。ただしMakuakeで利用できるのは、あくまでも「購入型」のみ。代金を支払って商品の「応援購入」はできても、お金を出す見返りに分配金を得ることはできません。
利用料
Makuakeにプロジェクトを掲載する際、掲載料は一切かかりません。プロジェクト掲載までの担当キュレーターによるサポートも、無料で受けられます。利用料が発生するのは、プロジェクト掲載が終了したあと。応援購入された総額の20%が、Makuakeに対して支払う手数料になります。この20%には決済手数料が含まれており、All or Nothing型でプロジェクトが失敗した場合、手数料は発生しません。
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写真の撮影はAirPhotoにお任せ
Makuakeでのプロジェクトを成功に導くためには、プロジェクトのページ作りが非常に重要なポイントになります。文章や構成、見せ方はもちろん、商品やサービスの写真にもぜひ気を配ってみてください。EC・D2C事業者様向けの物撮りサービスAirPhoto(エアフォト)は、2022年5月にスタートしたばかりの新サービスです。
これまでの物撮りサービスとは違い、日本初のレコメンドエンジンを搭載した診断機能で、求める写真を素早く表示できます。また、撮影後のサンプル写真の中から、必要なものだけを選んで購入できる仕組みを採用。つまり、商品写真の準備で余計な費用が発生する恐れはありません。
実際にMakuakeサイトを見るとわかるとおり、人気プロジェクトにはブランドイメージに合ったスタイリング写真が掲載されているもの。AirPhotoなら、限られた予算内でもプロの写真技術を取り入れられます。
ぜひMakuake掲載用の商品写真は、AirPhotoにお任せください。
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