越境ECにおすすめのLive Commerceとは?特徴やメリット・プランを解説

越境ECにおすすめのLive Commerceとは?特徴やメリット・プランを解説

ECサイトでの売上が順調に伸びてきたら、さらなる成長についても視野に入れたいところです。扱う商材によっては、日本だけではなく、海外までを視野に入れた方が、より多くのメリットが期待できるケースもあります。このような場合におすすめのレンタルショッピングカート「Live Commerce」について紹介します。

Live Commerceとは

Live Commerceは、累計1,000サイト以上で導入されているASPです。大手企業も採用しており、特に「将来的に海外でのビジネス展開を視野に入れている」というケースが目立ちます。運営元は株式会社デジタルスタジオで、2009年より提供をスタート。ASPの中でも、長い歴史を持つサービスと言えるでしょう。

 

Live Commerceの特徴は、国内ネットショップだけではなく、海外サイトにも対応しているという点です。日本語はもちろん、英語と中国語にも標準で対応しています。韓国語はオプションによって対応可能。これによって、より広い市場で勝負できます。

海外で運用できるECサイトを作ろうと思えば、それなりの手間がかかるもの。Live Commerceであれば、越境ECサイトを手軽に構築できるでしょう。海外ECビジネスをサポートするためのプラグインも豊富で、事業形態に合わせて理想のショップを追求できます。

メリット・デメリット

EC売り上げが拡大し、リニューアルを検討しているEC事業者にとって、Live Commerceは魅力的な選択肢の一つです。今すぐに海外ビジネスを展開するのは難しくても、「いずれは」と考えている方も多いのではないでしょうか。リニューアルのタイミングでLive Commerceを導入しておけば、自分たちのタイミングでスタートできるはずです。

 

Live Commerce導入時に知っておきたいメリット・デメリットは以下のとおりです。

 メリット

  • 自由度の高いストアデザインが可能
  • 販売チャネル機能を搭載している
  • 海外向け決済対応
  • 海外配送サポート
  • 海外向けSNSサイトDiscovery Japanでの商品掲載

Live Commerceのメリットの一つは、デザインの自由度が高い点です。ストアデザインは、HTMLとCSSで自由にカスタマイズ可能。またポイントやクーポン、配送方法など、自社に合った組み合わせで運用できます。

越境ECサイトを運営する上で、どのように自社製品を知ってもらうか、またどういった決済方法、配送手段を選択するのかで、悩む方は少なくありません。Live Commerceなら、海外向け決済や配送をしっかりカバー。また標準機能で、GoogleショッピングやFacebookダイナミック広告と連動させることにより、海外における知名度上昇をサポートしてくれます。Discovery Japanでの宣伝効果も、無視できないでしょう。

海外での事業展開を検討するのであれば、非常に大きなメリットを期待できます。

デメリット

一方でデメリットは以下のとおりです。

  • カスタマイズには詳しい知識が必要
  • 費用

ストアデザインをカスタマイズしようと思えば、当然相応の知識が必要になります。費用もまた、デメリットの一つです。

「海外ECサイト構築サービス」と考えるなら、Live Commerceは決して高くはありません。一方で、「当分は日本国内のみで海外展開はいつになるかわからない」という場合、よりコストを低くできるカートもあるでしょう。

月額利用料、決済手数料・取引手数料

Live Commerceの利用料・手数料は以下のとおりです。

 

【スタンダードプラン】

※初期費用 34,769円

  • 起業家 3GB 1,650円/月
  • シルバー 3GB 6,130円/月
  • ゴールド 10GB 11,367円/月
  • プレミアム 50GB 32,320円/月

 

【カスタマーサクセスプラン】

※初期費用 330,000円

  • 欧米 アジア 通常回線 55,000円/月
  • 欧米 アジア CDN回線 82,500円/月
  • 欧米 アジア クラウド CDN回線 110,000円/月

このほか、Stripe.comクレジットカード決済手数料(3.6%)や中国決済手数料(5.0%)、PayPal国内取引決済手数料(3.6% + 40 JPY)といった手数料が発生します。

プランについて

Live Commerceには、スタンダードプランとカスタマーサクセスプランの2種類があります。「まずは越境ECについて、低価格で様子を見たい」と思う方におすすめなのがスタンダードプランです。「シルバー 3GB」なら費用を抑えつつも自社サイトで、商品画像は無制限で登録可能。より本格的なECサイトを構築するなら、「ゴールド 10GB」が良いかもしれません。

 カスタマーサクセスプランは、単にカートシステムを利用するだけではなく、成果を出すためのサポートをしてもらえます。どういったサポートを期待しているのかによって、ぴったりのプランを選択してみてください。

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